書きたい分だけ書くブログ

冗長な戯言(たわごと)をつらつらと

端的にいうと、時間がもっと欲しい

書きたいことがたくさんある。遊びたいゲームもたくさんある。こなさなければならぬタスクも次々降ってくる。そんな日々は幸せですか。幸せですね。

 

まずはじめに、1週間お疲れ様でした。

月・火曜日が職場の定休日なので、わたしの1週間は今日ようやく「週末」を迎えた。

今週はイベントごとが続いていて、さらにTRPGソード・ワールド2.5のGMゲームマスター)を務めるにあたって細々とした調べ事をしたり、わりと忙しく過ごさせてもらった。

 

まあ、忙しくと言ってみるものの、字面ほど立派に日々を重ねているわけでもない。目の前の小さなタスクをとにかくさばいているのみだ。

物事を筋道を立てて、順序立ててこなしていくのが不得意なわたし。

過去に比べると優先順位の付け方はマシになったが、どうしても真正面の、手の届く範囲のことから片付けがちだ。不器用マンである。

とりあえず手をつけてみるも、確認不足で作業が無駄になることが多い。

 

あとは何より文章表現が稚拙。メールやSNSでのやりとりは、趣味ならいざ知らず、仕事や金銭が絡んでくるとどうも社会人歴の浅さがにじんでくる。

慎重に丁寧に工程を踏まえようとすると、スピード感が出ない。スピードに物を言わせてこそ、仕事が出来る人なんでしょう?わかっていはいるものの、その域には至れない。

 

しかしまぁ、これが現状の実力である。徒労に終わることも失敗も多いけれど、それなりに楽しい。気持ちの浮き沈みはあっても、今の職場で少しでも長く働けたらいいなと思う。

 

今の職場で働き始めて、今年2021年の2月で3年が経つ。

知人から「3年働くと仕事のペース配分がわかってくる」とアドバイスを受けたことがあるが、自分の得意・不得意はわかるようになってきた。

出来ないものは出来ない。出来ることはやる。自分なりの範囲や枠組をハッキリさせることが大事なのだとも知った。おかげで初年度に比べて随分と開き直って、働きやすくなった気がする。

 

出来ることに焦点を当て始めると、仕事だけでなく私生活にも影響が出てきた。

「やったほうがいいのかな」という感じで思っていた、意欲に欠ける行為の重要度が下がり、「やりたい、むしろ好んでやる」行為に力を注ぐことになる。

力を注ぐといっても、好きでやっているのだから苦ではない。

その日の体力が続く限り、行為に没入する。時間を溶かすのである。

 

そう、時間は溶けるのだ。夏場の炎天下に放置した氷菓子のように、恐ろしい速度でメルトダウン

ここでスピード感の話に立ち返ると、わたしの情報処理速度が遅い結果、没入時間が長くなりすぎるのだ。1つの趣味に滞留しすぎるのだ。

滞留した結果、やりたいのに出来ない事柄が1つ、2つ、3つと増えていく。

趣味を「こなす」ことは出来ない。

だからといって、ある程度の時間を確保しようとすると、取り掛かりが遅くなる。

それでも熱意にまかせて取り掛かると、やっぱり時間が溶ける。

 

今だってそうだ。今はまっている完結済み小説の続きを一刻も早く読みたいのに、書きたいことがあるからこうしてブログを書いてしまっている。で、書き終わらない。

わたしの場合だが、ブログは熱意が大事だ。鉄は熱いうちに打てだ。文字も熱いうちにパソコンの画面に打ち付けるのが1番いい。心が波に乗っているうちに。

 

やりたいのにやれない。今この瞬間も幸せなのに、時の流れにやきもきする。1日が24時間しかないのが如何に残酷であるか、ここ最近思い知らされるのである。

 

少し話は変わるが、今わたしはブログ同様、時間が音もなく融解する小説を読んでいる。

タイトルは「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

なろう系小説が好きなのは前のブログで少し語ったが、久しぶりにお気に入りに出逢えたわけだ。

 

yugyojiyu.blogspot.com

 

乙女ゲームの世界の悪役令嬢に転生したアイリーン。婚約破棄からのバッドエンドを回避するために、ラスボスの魔王を落としにかかるというストーリー。

詳しいことは今後別の機会に語ることにする。今は早く続きが読みたい。

 

300ページ超のボリュームに、展開も速く、わたし好みの女性主人公。ロマンスもあり。次の話への引きも強い。

何より素晴らしいのが完結済み!!!!自分のペースで好き放題一気読み出来るんだ!!!そう、時間が許すなら!!!!

時間、時間、時間!!

 

時間が溶ける体験は、人生の1番の幸せだと思う。だからこそ、その時間を1分1秒1時間でも長く確保するために、後先考えないスピード感を持ちたい。切実に思う暑い夏の夜である。

まだ夜は長い。これから小説読みます。