すぎるさんの「逆転裁判」実況動画が面白すぎて、感想を連ねる
すぎるさんの逆転裁判の実況を見ている。これが、
めっっっっっっっっっちゃ面白い!!!!!
え、何、すぎるさんってこんな面白いゲーム実況者だったのか…!!! と己の無知さを悔いている。
※記事内に逆転裁判1のネタバレをわずかに含みますので注意
逆転裁判(以下逆裁)動画の視聴以前、すぎるさんはほぼ未知の存在だった。
知っていることといえば、ゲーム実況者グループ「ナポリの男たち」に所属しているこ
と。ニコニコ動画発の古参ゲーム実況者であること。あと、同じくゲーム実況者・幕末志士の坂本さんとSラジオで共演してた方だったはず、という見識くらい。
突然の出会いはYouTubeにて。ゲーム実況動画を見漁っていたら、たまたま逆裁のサムネを発見。
お、逆転裁判1・2・3はゲームボーイアドバンスで全てクリアしたぞと。しかもナポリの男たちのチャンネルから投稿されてるじゃんと。
最近投稿されたSIMS4の動画で、ナポリの男たちに興味が芽生え始めていたわたしは、
光に集まる虫のごとく、ふらふらとサムネをクリック。まんまとハマってしまった。
(SIMS4。アバターを作成し、彼らが街で生活する様子を覗き見するゲーム。ナポリの男たちの実況では、彼ら4人のアバターを作って共同生活をエンジョイしている。すぎるさんのキャラは左端。オレンジの帽子をかぶった、怪しげな商人のような顔つき。自画像に近しい……のか??)
新参のファンがあれこれ感想を言うのは不躾極まりないが、言う。
逆転裁判実況において、すぎるさんの個人的に好きな特徴が3つある。
関西弁と、前のめり感と、ぶれない庶民感だ。
関西弁。
やっぱ関西弁っていいよね。畳み掛けるようなテンポ感とツッコミが心地よいし、ゲームに合っている。
逆裁はコメディというか、ファニーな要素が多くツッコミどころが多い。ゲーム中、主人公なるほど君が「恐怖のツッコミ男」の二つ名を賜るくらい、探索中も裁判中もとにかく誰かの発言に指摘を入れまくっている。なるほど君の台詞を読み上げながら、すぎるさん自身も高らかにツッコミを入れる。
逆裁3をやった方ならわかるだろうか、なるほど君と千尋さんの姿が重なる演出のように、すぎるさんとなるほど君の姿が、こう、うっすらと重なる。
関西弁は濁音が少なくて、キツい物言いも、煮込んだすじ肉のように味わい深く柔らかになる。ツッコミがナチュラルで素が感じられるのも、すぎるさん実況の素敵なところだ。
前のめり感。
すぎるさんは声がでかい。でかいのが普通なのか、逆裁だからでかいのか、他の実況動画を見てないからわからないが、とにかくでかい。逆裁動画Part1では、PS4に直接マイクを繋げていたとかで、音声がガビガビに割れていた。
しかしそこで腰が引けないのがすぎるさん。音を割れさせながらも、感情が全力フルスロットルで逆転裁判をプレイしている。
美人な女性が出てきたら生々しく魅力を語り、弁護を担当する被告人が落ち込んでいたら親戚の兄ちゃんみたいに親身に声をかけ、裁判時はどこに異議を突きつけるかを四苦八苦しながら悩み、犯人候補にはなるほど君に加勢しながら言葉の圧強めで迫っていく。何というか、愛すべきガヤ感!!言葉選びがたどたどしくとも、くじけぬ勇気も持っている。
その前のめりなプレイスタイル、人間くささ、良心に訴えかけるような感情の爆発!!アクが強いとも言えるかもしれないが、わたしは好きだ!逆転裁判のアクの強いキャラたちにも負けてないよ!
最後にぶれない庶民感。
リアクションが大きく、ツッコミも上手く、感情豊かなすぎるさんだが、逸脱しない程度の常識と品位があるため、安心して実況を見ていられる。
面白ければ誰彼構わずイジったり、傷つけたりしてもいいとは思わない。それがゲームのキャラクターだとしても。逆裁の登場人物に、どこか親身に、時折手厳しく接してくれるのはゲームファンとしては嬉しい。
ぼそりとキャラの肩をもつ発言も、嬉しいなぁと思う。特に第3話「逆転のトノサマン」の終了時だったかな、「いつでも代わってあげましたのに…」と語る荷星にかけた台詞はグッときたなぁ。
と、偉そうに語ってきたが、とにかく続きが待ちきれない実況動画と出会えるのは本当に嬉しい。すぎるさんのアクの強さをまだまだ堪能できる。「時間が溶ける〜〜!!」と叫びながら、これからも視聴を続けるだろう。
今まで逆転裁判1の3話まで進み、いよいよ4話を見始めたところ。
逆裁プレイした方ならわかると思うが、DL6号事件ですよ!!!
逆裁1で最も鳥肌がたったシーンは、やはりサユリさんのところでしょう。いやぁ~~、早くサユリさんに会ってほしいなあ!!!!どんなリアクションしてくれるんだろう!!過剰に期待しちゃうよ!!
すぎるさん補正が入ることで、新たな観点で物語を味わうことができる。逆裁クリア済の方もぜひ視聴してみてほしい。
実は実況動画は10年単位で視聴している。語りたい動画や実況者さんはまだまだいるので、また別の機会に語らせてもらおう。