【SFCウルティマⅥプレイ日記6】ブリテインの町並み(後編)
ウルティマⅥ、プレイ日記その6である。
前回のプレイ日記はこちら。
引き続きゲームの攻略、ストーリーに容赦なく触れていく為、ネタバレ注意。
根本的に説明が異なる場合はご指摘ください。
城下町ブリテイン散策、ついに後編である。見てくれてる方いるのかしら。とにかく後編だ。
前編・中編はブリテインの町並みを紹介したが、最後はブリテインを闊歩する個性的な人々を紹介したい。
- 長いグレーのローブを着ている男、ダイバー
- 怪しい感じの女性、アンクのペンダントをつけたタイニス
- 元気で乱暴な感じのジプシー、ゾルタン
- あどけなさと女らしさをあわせもつ少女、カリーナ
- あいきょうのある子犬、カダー
- やせた若いジプシー、ブレイン
長いグレーのローブを着ている男、ダイバー
・仕事について急に泣き出した。何かあったらしいが言いたくない
・ウッドロフが書いたアバタールの絵はあてにならない
・ルーンは魔法のもの、石にマークと文字が彫ってある
・ルーンが置かれている町について教えてくれる
出会いがしら涙を見せるとは、どしたの。それ程つらいことがあったのだろうか。力になってあげれるかはわからないけれど、話せば楽になることもあるからね。気が向いたらアババンに話してみな。しばらくはこの辺りを徘徊しているからね。
怪しい感じの女性、アンクのペンダントをつけたタイニス
・占いをしており、2ゴールドでアドバイスをくれる
・ライキュームの本棚には何か役に立つものがある
・アババンはピナンブラに会う運命にあるらしい
・タイニスの道はポーズにのびている。近いうちに行かなければ
・ポーズには友達のドクターキャットが住んでいる
・ドクターキャットに会ったらアヒルのことを聞いてみな
・6ゴールドでタイル占いをしてくれる
タイル占いにお金を突っ込んでみた。その後、ウルティマⅥの世界ではお金が手に入りづらいことを思い出すのだが、後の祭りである。
タイル占いの結果は以下。
その①
「ガラスのビーズ あらし りこうなさかなのタイル」
タイニスは意味がわからない。これは自分で意味を考えてくれとのこと。
その②
「よげんしゃ けんし りこうなさかな」
これは旅を終わらせるのに必要なもの。
その③
「みち せんそう とうぞく」
ブリタニアは大きな戦いに巻き込まれてゆく。
戦いのない道を示すものが現れることを、「とうぞく」は示している
その④
アビイス やま あらし
アババンは最後までやり遂げると出ている。
ずーっと深くもぐって、またずーっとあがってきて
でも同じ所へは戻ってこない。
はっきりしないが、嵐がとても大きな意味をもっている。
このあと数回占ってもらったが、これまでの繰り返しだった。
エキゾチックな体験。勇者としての使命を持った人物が、この先の運命を占うというのは、大層大仰しくていい。
占い師タイニスは水晶玉を前に椅子に腰掛け、紫色のベールをかぶって、といった「陰」のキャラクターではなく、何とも行動的でエネルギーに満ちている感じがする。タイニス姉さんや。2ゴールドってめっちゃ安いんで、わたしも占ってくれい。
元気で乱暴な感じのジプシー、ゾルタン
・ゾルタンはジプシーの王様。イェーィ!
・ライキュームはムーングロウと同じ島の北。ムーングロウは同じ島の南
・ライキュームのマリアは恵まれないジプシーによくしてくれる
・ゾルタンは魔法のアイテムを売ってくれる
・コイン2枚でアドバイスがもらえる。
アドバイスももちろん貰ってみる。
「火薬の樽で言うことを聞かない扉はボカンとやれば通れる」
とのこと。
ゾルタンは威勢がよくて生気に満ち溢れている。ジプシーを調べてみた。
1.ヨーロッパを中心に各地に散在する民族。箱馬車などに住んだが、現在は多くが定住。男は鋳掛け、女は占いなどで生活をたて、各地で差別を受けた。特有の音楽・舞踊の伝統をもつ。ロマ。
2.転じて、放浪者。(Oxford Languagesより)
ゾルタンたちもブリタニアの世界を、転々としているんだろうな。
タイニス・ゾルタン、そしてこのあと登場するカリーナ・カダー・ブレインは同じ場所にいるため同族グループなのだろう。全員が気の良い、風通しのよさそうな性格をしている。生まれ変わったら、彼らのように世界中を旅をする民になってもいいかも、と憧れを抱いてしまう。
あどけなさと女らしさをあわせもつ少女、カリーナ
・ゾルタンの娘らしい
・ゴルギオ(ジプシーじゃない人のこと)にダンスを見せてやるのがカリーナの仕事
・美しい踊りを見せてくれる
・おねえちゃんはピナンブラ。寂しくなると会いたくなる
太っ腹なことに、踊りをタダで見せてくれる。いつもは路上か、乞われて店や城などで舞い、報酬を得ているのかもしれない。若くして、踊りという自らの武器で世間を渡っている様子は逞しい。経験が、年相応のあどけなさの中に、女らしさを芽生えさせるのだな。可愛い。
あいきょうのある子犬、カダー
・名前を聞くことができる。キョトンとして可愛い
・おすわり、おてができる
・芸を見せるとお金を求めてくる
きちんとお金を入れる籠を下げているあたり、ちゃっかりしたワンコである。ゾルタンの躾がしっかりしているのか。可愛いので許す。ちゃんとおすわりと、おて代を支払った。
……カリーナもきちんと代金を請求してくれたら払ったよ!!ゲームの中くらい、推しにお金を貢ぎたい。ゲームシステムに文句を言わねば。
やせた若いジプシー、ブレイン
・彼はジャグラー
・仲間になって冒険がしたい、パーティに迎えることができる
・断ってもあっさりとしていて清々しい
・イオロの家の東にすごい魔法使いが住んでいる
新メンバー候補は何人かいるのだが、せっかくの縁なのでブレインを仲間に迎えてみる。数が多い方が楽しい旅になるだろう。心根の真っ直ぐな青年なので、彼から学ぶべきことも多そうだ。
3回に渡ったブリテイン散策はこれにて終了。
次回は散策し忘れた場所を巡りつつ、神殿へと向かうことにする。
ここに来て記事タイトルを「ブリタニアの町並み」と書き間違えていたことにようやく気づいた。正しくは「ブリテインの町並み」である。第1部から修正しておく。
まだまだ旅は始まったばかり。(本当に始まったばかり!!!)