TRPGをもっと遊びたいと思う
クトゥルフ神話TRPG「狂気山脈 カエラズノケン」遊んできた。
詳細は多くは語らないが、楽しかった。TRPGの楽しさを再認識した。
TRPGを終えた今、とても満たされた気持ちになっている。
キングオブコント2021のザ・マミィのコントじゃないけど、合唱曲の「春に」の気分だ。
この気持ちは何だろう
この気持ちは何だろう
目に見えないエネルギーの流れが
大地から足の裏を伝わって
この気持ちは何だろう
この気持ちは何だろう
ぼくの腹へ胸へそしてのどへ
声にならない叫びとなってこみ上げる
この気持ちは何だろう
「春に」を全て歌い上げたい。歌詞を全て引用したい。が、皆さん各自ググってみてほしい。
本当にこの気持ちは何だろうと思う。
TRPGの、別な世界に意識まるごと飛び込む体験があれば。あとボードゲームと旦那と毎日の私的日記とがあれば、何もいらないとすら思ってしまう。
誰の評価すらいらない。ブログにアクセス数だって無くていい。SNSのフォロワーもいらない。わたしは今のわたしのままでよい。
今朝までは自己の欠点ばかり目について、もっと素晴らしい何かを生み出せる自分にならなければと思っていた。精神面・肉体面・技術面。至らぬところばかりだ。
ブログの文章だって下手だし、コミュニケーションも上手くない、気圧や外的要因ですぐに情緒不安定になるし、自分の機嫌を取り方も稚拙。幼少期から続く容姿へのコンプレックスもある。
しかしこのTRPGの自由さはどうだ。物語の中を回遊して、何にでもなれる。
練習して完璧を目指さなくてもいい。今自分が思う通りに表現すればよい。
精神面・肉体面・技術面、キャラクターの至らぬ部分がドラマを産む。
人生の縮図を体感できる没入感。しかもやっていることは、ただのごっこ遊び。
誰かの期待に応えなくてもよい。楽しく仲間と遊べばよい。
たどたどしいロールプレイしか出来なかったけれど、わたしにとってはかけがえのない時間だった。
もちろん、シナリオやシステム、当日の体調、メンバー、自身がGMなのかPLなのかでも、没入感の違いは出てくるだろう。きついな、つらいな、と思う瞬間もたくさんあるかもしれない。
しかしもっともっと、TRPGで遊んでみたい。
自己評価から一瞬でも解放してくれたこと。単に趣味を趣味として、両手で享受できるひとときをくれたTRPGを、もっと遊びたい。そんな風に思った。
最後にご紹介を。
2021年12月14日、南極の日まで、作者のまだら牛さん主導の元、
狂気山脈アニメ映画制作を目指すクラウドファンディングが開催されています。
狂気山脈は、わたしにTRPGの楽しさを教えてくれた、かけがえのないシナリオです。
既に目標は達成されてますが、さらなる高みを目指してわたしも参加します。同じ山の夢を見ます。
作者のまだら牛さん、そして制作に携わる皆さま、応援しています。
TRPGシナリオ『狂気山脈 ~邪神の山嶺~』を原案とした
— まだら牛🏔🎲 (@m_Usi) October 10, 2021
アニメ映画の制作を目指す挑戦、#狂気山脈アニメ映画化プロジェクト
ついにクラウドファンディング開始いたしました!
12/14(南極の日)までの実施です。
一緒に夢を見てくれませんか。#オスコー財団https://t.co/SEAE5Lg08T pic.twitter.com/SN8s2jWixX