自己肯定感を高める活動始めました
先日知人と会話する中で「努力が足りないんじゃない?」とズバッと言われた。
もちろん相手が口が悪いのではない。
「どうしても自己肯定感が持てない。自信がなくて、色々と不安になる」とぶつくさ泣き言をこぼしていたわたしに、言葉をかけてくれたのだ。
「何に対して不安なの?不安な事象を明らかにして、不安が解消できるよう努力すればいいんじゃない?努力すればするほど不安が減ると思うよ」と。
わたしを思っての言葉だったんだろうが、そのときは何となしに不本意で、ぶすっとしていた。
あとから思い返すと、自分はただ「よく頑張っているね」と応援してもらいたかっただけだと気づいた。別にアドバイスなど欲しくなかった。だったらストレートに「自分を肯定してくれ、褒めてくれ」と言えばいいものを。何と面倒くさい性格なのだろうか。
それから幾日かたったあとも「努力が足りないんじゃない?」の言葉が離れなかった。最もだなぁと思うからだ。
不安の元凶はやはり自己肯定感の低さだ。
「どうせ自分は無理だし、できないし」と、どんな物事にもやんわりと境界線を引きがち。すぐに人生のハードルを下げようとする。ハードルを下げると、バーを乗り越える自分にめちゃくちゃ付加価値がついた気がする。
「できない自分がこんなに頑張ってるんだよ!褒めて!!」と思っている。
自分のためにも、あと声をかけてくれた知人のためにも、もう少し自己肯定感を高めよう。そう思ったとき、昔受けたワークショップのことを思い出した。
6~7年前は今よりもっっっっっっと精神状態が悪かった。
鬱だとかの具体的な診断はされなかったが、謎の胸の詰まり、モヤモヤ、重さが四六時中ついてまわって、暮らしづらかった。
何がしたいという欲求は薄いのに、自分ではない何者かにならなければいけない気がしていた。
「何がしたいかわからない」
と、ググったところ、心理セラピストの杉田隆史さんのブログにたどり着く。
杉田さんのブログの文章は、当時しんどかった自分の心にすっと馴染んだ。言語化できない心の機微を、笑いを交えて教えてくれるのがよい。
この人の話なら聞いてみたいなと思い、実際にワークショップやセッションを受けてみたこともある。ブログの文章通り、風通しのよい方で話も興味深かった。メモは思い出したときに読み返して、心の糧にしている。
杉田さんのワークショップで、自己肯定感を高める方法教えてもらったっけな…。
ふと思い出して過去のメモやSNSのログを確認。正しくは「自己認識」を上げる方法だったが、やり方がまとめてあった。
よし、この取り組みに挑戦しよう。今度は継続できるはずと信じて、先日から自己肯定感高め活動が再スタートした。
やり方の詳細は伏せるが、
「1~2週間の目標をいくつか決め、必ず達成していく。これを3か月間ほど続ける」というもの。
ひとまず10/19までの目標を決めたので、達成に向けて努めていきたい。
自分の何がどう変わるのか、ポジティブな変化が起こるのかは全くわからない。しかし自分の機嫌を取るのは自分だけだし、不安を解消できるのも自分だけだ。ささやかな活動かもしれないが、取り組む自分にひっそりと拍手を贈りつつ、今日をまた過ごす。