書きたい分だけ書くブログ

冗長な戯言(たわごと)をつらつらと

誕生日を迎えるにあたって。34歳への雑感

7/5に誕生日を迎える全世界の皆さん、おめでとうこんにちは。人生の新たな1Pの始まりだ。

そんなわたしも、7/5に目出度く34歳の誕生日を迎える。

せっかくブログをやっているんだから、34歳という年齢に対する雑感やらを綴っておこうと思う。

 

 

誕生日はいつになっても嬉しいものだ。わたしは今のところ、この年になっても嬉しい。

ありがたいことにここ数年は、自分が勤務するお店で誕生日を迎えることが多い。

お店のオーナー(旦那)が、わたしの誕生日周辺に誕生日イベントを企画するもんだから、お客様から「おめでとう」のカツアゲをすることが出来ている。

今年は誕生日の前日、つまり今日、イベントを開催してもらった。

 

「誕生日を迎える人に声をかけたら料金割引」とはいえ、かこつけて申し訳ないと思っている。が、当人としてはやはり嬉しい。

わざわざお花や差し入れをくださる常連さん、にこにことお祝いしてくれる当日来店のお客様。本当に皆さん心優しい方ばかりで、私めの薄汚れた心も洗われるというもの。

またこれから1年気持ちを引き締めて、お店の仕事に取り組んでいきたいと思う。

 

 

 

「34」と数字を書いてみると、あらまあこんなに生きてきたのね、という感慨がある。世間一般には「さよならアラサー、こんにちはアラフォー」の年齢になるんだなと思ったり。

アラサーとかアラフォーとか、こうして言葉にすると呪いだなぁと感じる。「アラサー」って語感がもう古い。レトロ通り越して古代の遺産レベルの表現だから、使いたい人だけ使ってったら良いと思う。自分の感覚には合わない。

 

 

30代で「20代に比べて老けたなあ」と感じている人はどれ程の割合いるんだろうか。

体はまあ、確かに、故障することも増えた。己の変化に敏感になるから、小さな変化が大きな違いに感じることもあるだろう。

しかし、精神は、どうですか。そんなに衰えていますか。

わたしは20代に比べて、30代のほうが圧倒的に楽しい。自由だ。快活だ。解き放たれた。うえーい!

マイナス感情もなんやかやも全部引き受けて「いや、それ全部含めてわたしだよ。今のわたしで十分過不足がない存在だよ」と思える時間が増えてきた。

その1番の理由は、わたしを鼓舞し支えてくれる伴侶がいることだろう。しかしそこまでの道のりを、脱線しつつも地道に歩き続けた自分もそれなりに偉いと思う。

34年の間、小市民の人生にも色々なことがあった。長く生きていることを尊いと思うくらい許してほしい。

 

 

 

ここ最近、本当----にここ最近、ようやく子供を持ちたいと思えるようになった。

医学的に高齢出産と呼ばれるのが35歳からだ。その一歩手前34歳にして自覚を持った。

今でも夫婦2人と鳥1羽の生活は十分幸せで楽しい。それなのに何故生活を変えてまで子供というリスクを背負わねばならぬのか、そんな考え方のわたしが子を愛せるのか、自信がなかった。見えない未来はぼんやりとして不安の塊だった。

だが、33歳の1年間で、子供を作るとは何ぞやと思案ながら生活をして。最近では「妊娠したかも?」とドキドキしては、がっかりしたりして。(元来わたしは考えすぎの傾向がある)

そんな懸念を繰り返し、34歳目前にしてようやく「あぁ、わたしは子供が欲しいと思ってるんだなぁ」と思い知ることとなった。

婦人科の先生からは「考えすぎはよくないね。ストレスもよくない。流すこと」とアドバイスをもらっている。これから先の年齢では、深く考えても詮無いことは極力思いつめないよう意識していこうと思う。

 

 

34歳の目標。

今までなら意識高い、白々しい目標を掲げていただろうが、特にはない。

あ、子供作りたいってのはある。ブログ続けたいってのもある。家族と共に楽しく幸せに暮らすというのも当然の願いとしてある。

でも、個人的に絶対に達成したい目標ってのは、ない。

わたしは目標を決めると無闇に頑張ろうとして、中間地点で落ち込んで、最終的にはガス欠してしまう。目の前のこと、やるべきこと、今やりたいことを淡々と取り組めたらいいな、と思う。気楽に生きたい。

 

 

とりとめがなくなってきたので、34年生きてこれた感謝を述べて終わろうと思う。

わたしが今ここ、青森県弘前市で地に足をつけて暮らせているのは、わたしを取り巻く環境のおかげだ。旦那といい、オカメインコといい、家族といい、お店の大事なお客様といい、色んな場所で出会った仲間たちといい、わたしは本当に出会いに恵まれていると思う。いつもわたしを鼓舞してくれてありがとう。ありがとうったらありがとう。

小さなことでぐしょぐしょ泣いたり、調子を悪くして寝込むわたしではあるけれど、それもまた可愛いところと開き直り、34歳も前向きに生きていきます。

願わくば35歳にも、またこのブログでみんなに会えたら嬉しいと思う。

また1年間、よろしくお願いします。