ブログで30記事達成したので感想をば
2021年6月にこそこそ始めたこのブログですが、1つの通過点である30記事を達成しました。嬉しい。
いや1日1記事書いていれば1か月で達成する数だよ?
とは思うんですけれども、嬉しいものは嬉しい。
何が嬉しいって、とにかく継続できてるってとこですよね。
6月スタートなのだから、もうブログを始めて3か月目に入っているのです。3か月。
どんなにサポートが手厚いバイト先でも、研修期間を終えて独り立ちする時期ですよ。独り立ちできているのかなわたしは。はてなブロガーとして巣立てているのかな。
自分自身を「ブロガー」と称するのは気恥ずかしさがあるのだけれど、「はてなブロガー」って呼称はイイなと思う。憧れのブロガーさんも、ほら、はてなブロガーだし。
「書きたい分だけ書くブログ」と名付け、書くハードルをめちゃくちゃ下げてスタートしたわけですが、それは「文字数のことを気にしたくない!!!」という念があったからです。
昔ブログに収益を夢見ていた頃「1記事2000文字は書きましょう!」という文言を目にしたため、油断すると「ブログだからたくさん書かなきゃ。1000文字も書けなかったらどうしよう」って謎の思考に陥るんですよね。文字数=良質な記事じゃないんだけどね。
「もう500文字でもいいじゃん?1000文字書けたら偉い!」
「文章力でも何でも、とにかく継続が力になるのよ!」
「文字を書くのは好きでしょ?まずは楽しくやろう!」
と自分を鼓舞するためのブログ名でした。
始めてみたら1000文字どころか、気づくと2000文字くらい駄文で埋まってたりしますが、案ずるより産むが易しということなのでしょうか。脳内で考えたことは全く当てになりませんね。行動 is 全てです。
3か月続けたからか、記事数が増えたからか、理由はともあれ読者登録してくださる方が現れ始めました。ありがたい限りです。わたしも皆さんのブログ、読みに行きますよ。書こうねブログ。
閲覧数も増えてきて嬉しいな…収益化…
と油断するとすぐにそっち方面に思考がいきますが、30記事程度じゃ箸にも棒にも掛かりません。収益化には責任が伴うので、当分はただ楽しく記事を連ね、あげていけたらと思っています。
次の目標はひとまず100記事。継続出来たら嬉しいですが、興味が別方向に向かうかもしれないので身構えずにいたいです。
ところで、2021年8月10日にTwitterでこんなツイートをしました。
自分が好きなボードゲームについての記事を書いてるんだけど、好きなゲームがたくさんあってなかなか筆が進まない。書かねば。
— たけなみクルトン (@t_clton) August 9, 2021
書いてるんです。いや、書いてない。
日々書きたいことが積み重なっていくと、時期を選ばない記事はつい後回しになるという悲しみ。時間が足りないと思える日々は幸せなものです。
好きなボードゲームをあげて紹介と感想をちょろっと書くだけなんですが、あと14個くらい残っていて(しかも後半は2時間級の重ゲー祭り)遅筆に磨きがかかっています。
9月中には必ず完成させるので、投稿したら読んでやってください。
最後に。
ブログを始め、やりたいことが次々出て来て、限りある時間を有効に使おうと思えるようになったのは人生の幸いでした。終わりのない事柄はありませんが、少しでも長く充実した時間を過ごすため精進していきたいと思います。
とか最後に書いてみたけど、偉そうに語れる程人間できてないよ!本質は怠け者のクズだよ!ぽっぴっぽー。コロナもあるしさ、悩み事もあるしさ、年齢を重ねまくってこれから更にじたばたするんだろうけど、しかしまぁ、こうして自分をさらけ出せる場があるというのは、いいものだと思うよね。
このブログを読んでくれてありがとう。これから先もよろしくね。
ロマンティックアドベンチャーゲーム「ゴシックマーダー」を遊んだ感想を綴る
以前Steamサマーセールで購入した「ゴシックマーダー-運命を変えるアドベンチャー-」を旦那と遊んだ。
アドベンチャー&推理ゲームという噂を聞きつけ購入。以前2人で「オブラディン号の帰還」という、難易度高めの推理ゲームをクリアしているので、よぅし今回も推理頑張るぞー!と意気込んで挑戦。
結論からいうと推理はどちらかというとフレーバー程度。世界観やキャラクター、そして女性向け恋愛ゲーム的な、つまり乙女ゲーム要素が楽しいゲームであった。
まずはネタバレ無しでゲームの紹介と感想を語っていきたい。
ゲームを製作したOrangeさんの公式HPより、紹介文を。
舞台は20世紀初頭の英国にある伯爵家の屋敷。
メイドとして働いている主人公は、他人の直近の死を夢で予知することができる。 そんな彼女が新たに予知したのは仕えている主の死。
折しも屋敷は遺産相続と不吉な遺言を巡って、ざわついていた。恐るべき殺人計画はそんな中、進行していく……。
主の命を救うため、主人公は夢で得た情報を元に奔走する――
伯爵家にメイドとして働きに来たエリーは、主である伯爵アーヴィングの死を予知しちゃってもう大変。死を阻止するためにその洞察力と推理力で主を助けていく。
ロマンティックアドベンチャーゲームと題しており、物語はアドベンチャーパートと推理パートに分かれて進んで行く。
アドベンチャーパートではメイドとして仕事をしつつ、屋敷内のキャラクターと会話して情報を集めていく。情報はアイテムとしてストックされる。
物語の核心に迫ると推理パートへ。
推理パートは、エリー VS 敵 の推理合戦形式。薔薇がHPになっていて、敵の薔薇を全て散らすと勝利する。
敵の発言に対し、アドベンチャーパートで集めた情報を反論としてぶつける。適切な情報を選ぶとバラを散らせるというわけ。ちょっと逆転裁判風味。
ゲームは全5章。もう少し長く遊んでいたいなー、と思わせるボリューム感であった。
ストーリーやキャラクターへの感想だが、
ツッコミどころ満載なところが面白かったぞ!!という感じ。
伯爵家が舞台なのでお屋敷や調度品やらが洋風でやたら豪華だし、執事やメイドなど如何にもなキャラクターが多数出演するのもよい。第1章では交霊会が行われるので、謎にオリエンタルな衣装をまとった霊媒師も登場。
ただちょっとキャラの行動原理が浅いというか。その設定で、そこでそんな行動する??と夫婦2人で首をひねるシーンが多かった。
しかし場面にツッコミを入れ、次の章に向けて大胆な展開予想をし、時に2人でチベットスナギツネのような顔をしながらプレイするのはすごく楽しかった。
キャラクター同士の関係性や、秘匿情報を予想しながらライトノベルを読むように楽しんでみてほしい。
さてここからが本番。
ネタバレありでストレートに感想を語る。未プレイの方はご注意を。
ネタバレしますよ?
さてネタバレ感想です。
本格推理ゲームだと思い込んでいたので、その点に関しては予想が外れた。
ツッコミ箇所をまとめておく。
主人公エリー
はじめに。わたしはなろう系の悪役令嬢ものを好んで読んでいる。
念のため「悪役令嬢もの」とは何かというと、
「主人公は前世にプレイしていた乙女ゲームや恋愛ゲームの敵キャラである、悪役令嬢に転生したことに気付く。シナリオ通りのバッドエンドを回避し、運命を覆すため奔走する」系の物語。
ライトノベルのいちジャンルと思ってもらえたらいいだろう。
ゴシックマーダーの主人公であるメイドのエリーは、
「こ、これが悪役令嬢視点から見る【ヒロイン様】かー!!」
と叫びたくなる程、ヒロイン補正が効きまくった典型的ヒロインだった。
・いちメイドが洞察力と行動力を買われ、伯爵アーヴィングにちゃっかり気に入られる
・予知夢で毎回悪夢を見るとはいえ、いつも仕事にギリギリ到着するのにお咎めが軽い
・捜査と称し、身分の違う貴族の会話にずけずけと首を突っ込むのにお咎めが軽い
・攻略キャラであるアーヴィングとユーインにすぐ好かれる
・悪役令嬢ポジションのキャラ、レイラにめっちゃ敵視される
・自分に向けられた恋慕や敵意に異常に鈍い
うん!主人公だね!!
あまりのご都合主義なヒロイン補正に、悪役令嬢ポジのレイラに同情してしまったよ。
レイラ
レイラ。最後あれでハッピーエンドじゃなかろうな??
いやまあ確かに、本物の許嫁と心が通い合ったけどさぁ。殺人&放火未遂とはいえ2人ともそこそこ重罪じゃない??未遂ならいいのか…??少しは罪の意識をだな…
あと金糸(きんし)と金髪を見間違えるとは、お母さまはかなりの近視説。きんしだけに。
ジャックとナタリー
「ごめんね」と言ったら切りつけてもいいんか??ナタリーはそれでええんか?
まあ本人が良いなら当事者以外は口をつぐむけど。お屋敷でジャックにたくさんお世話になったのかなぁ。髪留めまでもらっちゃって。まあトラウマが払拭されたなら、今後の長い人生生きやすくなるからいいか。
ユーイン
君が一番の問題児だよユーイン君。
君はあれだね、アーヴィングを刺そうとしましたね。本気で殺そうとしましたよね。
何故次の日もそのまた次の日も屋敷にいるのですか???
思い出してください。殺害を試みたウィリアムはどうなりました?村の宿に追放されましたね?貴族なのに。
殺人未遂事件を起こした次の日の朝、何故かエリーの部屋に侵入しましたね。その場面でうちの旦那が何と言ったかわかりますか?
……こいつは出禁のはずでは
ゲームにツッコミをいれまくってた我々だが、ユーインに対するこの発言が一番面白かった。という小話。
展開のオンパレード
ノリで話した適当な推理が当たる当たる。
私 「実はアーヴィングって双子なんじゃない??www」
ゲーム「双子でした」
アーヴィング「ヴィクターなんだぼくが(唐突)」
旦那 「……ん??」
私 「双子だったやろ?やろちゃん」
旦那 「犯人ジャックじゃない?」
ゲーム「当たりや」
旦那 「どんだけマーダーミステリーしとると思っとるんやwww」
こんな感じでツッコミを入れて楽しみましたという話ですわ!
1人で遊んだらツッコミ疲れしてたかもしんない。一緒に遊んでくれた旦那に感謝。
協力して推理ゲーム遊ぶのはいいですな。またこうして2人で遊びたいので、面白い推理ゲームあったら教えてくださいませ。
アメトーーク「高校野球大好き芸人」の感想と、今朝のニュースについて
高校野球大好き芸人、めちゃめちゃ面白かったし感動した、っていう話をする前に。今朝のニュースの話を少し。雨上がり決死隊、解散しちゃったよ。
アメトーーク好きで、毎週とは言わないけれど継続的に見ていたから何とも言えない気持ち。
最初は宮迫さんが抜けて、蛍原さんだけで大丈夫かいなと思っていたけれど、先輩からも後輩からも愛され、いじられ、時に身体を張って場を収める蛍原さんの司会は、これはこれでアメトーークに相応しいと思う。
お2人がお互いに納得してさえいれば、正直解散も復帰もどちらでもよい。ただ、アメトーークだけはさ…とてつもなくいい番組だから残してくれと…。
芸人が芸人として輝き、前のめりになれる場。視聴者としては、芸人のトークを堪能できて、縁のない文化と視聴者とを笑いで繋げてくれる場。流行りはもちろん、ニッチな話題も取り上げてくれるチャレンジスピリットがある番組。そんなアメトーークだけは続いてくれと思うのよ。
大宮セブンとか、キャバクラボーイ芸人とか、じゃない方芸人が、きらっきらに輝いて爆笑をさらう番組ですよ!?頼むよーーーアメトーークスタッフさん…、蛍原さん、宮迫さん…。
と思ってたら、今夜YouTubeでこんな生配信が行われていたらしい。
スタッフさん…雨上がり決死隊のためにこんな場を設けてくれて…
そして蛍原さんと宮迫さんが並ぶ姿を、アメトーークの舞台セットを背景にして拝めるなんて…。ありがとうございます、ありがとうございます。
結構長い配信なのであとから視聴して、これはこれでまた感想記事でもあげよう。
何はともあれ、今回は高校野球大好き芸人の話をする。
8/5(木)に放送された回。
メンバーは
・アンタッチャブル山崎
・長島三奈
・TIMレッド吉田
・かみじょうたけし
・いけだてつや
・ティモンディ(高岸・前田)
見守り役として
・千鳥大悟
・狩野英孝
いやあーーー面白かった。野球何も知らんのに面白かった。
わたしがどれだけの知識レベルかというと、高校野球は全く興味がなく、そもそも野球のルールもよう知らん。
高校生の頃、高校総体で野球部の応援に駆り出され、そこでやけにハッスルして友達と声張り上げて応援した思い出くらいはある。やはり汗かいて頑張っている姿を生で見ちゃうとさ、全然ルール知らなくても応援しちゃうよね。
でもそれは同じ高校の同窓生だから、身内だからってのはある。わざわざ知らん学校の、ルールも知らんスポーツを、何時間も、何試合も見るかねって思ってた。
だけどこの高校野球芸人は、よかった。もちろんトーク番組として面白かったし、感動した。
この感覚は、同じく高校生の頃、たまたま放映されていた箱根駅伝の特別番組を見たときと似ていたように思う。
番組の構成としては、各ゲストが甲子園の記憶に残る一戦や特筆すべきシーンを次々あげ、映像で振り返りながらトークしていくというもの。
トークを通じて、1人1人の選手たちにスポットが当たって、どういう思いでこの試合に臨んでいたのかを浮き彫りにする。その瞬間選手たちは、テレビに映っている見ず知らずの誰かではなくなってしまう。
汗をかき、ユニフォームを甲子園の土で真っ黒にしながら、ボールを追い、1点を削りだす選手たち。彼らの瞳、そして表情を、固唾をのんで見入ってしまった。
また、ゲスト側も高校球児に愛があるもんだから、言葉に熱がこもっている。
ただでさえ芸人という、喋りに特化したメンバーが前のめりになったら、耳を傾けずにはいられないよ。
心に残ったの台詞をいくつかあげると、(ここから敬称に一貫性がないので注意)
ティモンディ高岸
1番大事なのは、3年間みんなで甲子園を目指してきた、このプロセスこそが甲子園だと思う。(略)どんな時でも前向きにいれば必ず輝けるっていうのは、当時の球児全員に伝えたい。みんなならば、やればできる!!
高岸くんは元々がポジティブキャラだけれど、このメッセージはいつもより重みがあったように思う。甲子園を目指した経験が、説得力を嵩増ししてるんだろうな。
レッド吉田
大人の世界って…ホント………汚いんだよね……」
レッド吉田さんは番組全体を通して、高校球児を見守る父親っぽいというか、近所のおじさんというか、そんなお節介だけど暖かい雰囲気があった。
この一言は番組終盤の台詞なんだけど、哀愁があって最高に笑ったね。
大人になってしまった喜びと悲しみを見事に体現していて、いやここにレッド吉田さんがいてくれて本当によかったわ。
その他に良いなと思ったところをあげる。
ティモンディ前田くん、良エピソードをしっかり差し込んできていた。高岸くんと比べて表情やリアクションは控えめで、じゃない方芸人でピックアップされがちだけど、彼の実力はもっと評価されるべき。
パンサー向井さんと明日8/18にトークライブするらしい。前田くん、ちょっと注目していきたい。
大悟(大悟呼びすまぬ)は今回の見守り役として、最も適していたと思う。ザキヤマに初っ端言い放ったこの台詞はしびれた。
毎年見てるけど、これにアナタいらない!!
大悟はいつも適当だが(そこがいいんだが)、今回は野球愛をこじらせている感じがしてよかった。
長嶋三奈さん。
長嶋茂雄監督の次女とは知らなんだ。
スポーツキャスターとしての視点と、きめ細やかな心遣いが感じられるトークであった。声質が優しさの塊。素敵な方だ~。
かみじょうさん。
高校野球芸人は過去にも放映されていたが、しっかり視聴するのは初なので、ピン芸人・かみじょうさんのことも今回初めて知る。
上方漫才が好きで、大阪のおっちゃんの語り口調が好きなので、もちろんかみじょうさんの喋りが気に入らないわけがなかった。
アメトーークで作った「高校野球大好き芸人・応援歌」のラッパの音を身振り手振りで表現するシーンもよいし、甲子園で後ろの観戦客に「これあんたんとこのやつじゃないか!?」と言われて、応援歌が演奏されていることに初めて気付くってエピソードもいい。
ティモンディ高岸くんの、ジョックロックエピソードもよかった。
智弁和歌山との試合をスタンドで応援していたら、愛媛では禁止されているブラス演奏を始めて聞く。それが智弁和歌山のチャンステーマ・魔曲 ジョックロックで、試合は負けたけど済美高校のメンバー全員がジョックロックを好きになっちゃう、というやつ。
微笑ましいじゃない。高校生が帰りのバスでジョックロックダウンロードして、夜の宿でも聴いてるってさ。テンション上がるよね。
わたしもジョックロック気になって、聴いちゃったよ。ヤマハのサンプル曲が原曲とは知らなんだ。
だらだらと語ってきたけど、最近のアメトーークの中でも抜群に惹きつけられた回だった。やはり好きなものを語っている人って輝いているし、汗をかいて真剣に取り組んでいる高校球児たちの姿は心掴まれちゃうよ。
甲子園、降雨続きで本当にかわいそうだけど、2年ぶりの大会、最後まで頑張って、そして楽しんでほしい。
日記ブログを読む機会が増えたので、みんなブログを書こう
ブログを始めてから、日記ブログを読む機会が増えた。
「ゲームの攻略」とか「お店の詳細」など特定の情報を得るためではなく、そのブロガーさんの文章が読みたい、生活が知りたい、何を思っているか知りたいと思うようになったのが理由の1つだ。
わたしは喋るのが苦手だ。喋るのが苦手なんだから、もちろん会話も不得手だ。
言葉のキャッチボールをするスピード感に追いついていけない。誰かが投げてくれたボールを受け止めることまでは出来るが、熟考し、会話を膨らませる一言を投げ返すまで、時間がかかりすぎてしまう。
会話の内容に焦点を当てすぎるから、対面している相手の観察もできない。
今この人、どう思ってこの言葉を発しているんだろ。前と会ったときとの差異は何だろう。今調子がいいのだろうか、悪いのだろうか。言葉以外の部分、表面化されない部分に気付けたらいいなと思うんだが、会話の最中にそこまでの芸当はできない。難しい。
一方文章は、相手の言葉を自分のペースで知ることができて、考えを咀嚼する時間がもてるのがいい。
生活の端々で湧き出る思いや、毎日のニュースへの意見。一緒にゲームを遊んだ感想とか、執筆者の物事の考え方や視点を伺えるのが楽しい。不特定多数の全国アンケートより、声は小さいかもしれないが「その人」が抱える思いのほうが現実味がある。個が生きてるんだなぁと感じる。
日記形式のブログなんてつまらないと昔は思っていた。
たぶん若い頃は今以上に自信がなく、他人にそこまで興味がもてなかったんだろう。自分さえ楽しければよくて、刺激的で、一時の快楽が得れるような情報ばかり見ていた。文章の中ですら、他者と比較されればされる程、自分がみじめで、何も成し遂げていない人間のように思えて、辛かったように思う。
そんな承認欲求も年を重ねるごとに落ち着いてきて、ブログで己を表現できる余裕も出てきた。人の文章も落ち着いて読めるようになってきた。(こんな文章書けるのか、すげえな、羨ましいなとは思うときも多々あるけれど)
当たり前の日常を、どのように解釈して過ごしているかは一人ひとり違う。
もうコロナのワクチン接種して、特別なことと捉えず淡々と過ごしているんだなとか。
めちゃくちゃ興味があるわけではないんだろうけど、謎に植物に造詣があるんだなとか。
特定の物事になると力が入っちゃう性質で、逆境を力に変えれるエネルギーがある方なんだなとか。
顔が見えなくとも、文章からその人の輪郭や内面、光や影を感じ取れるのが愛おしいと思う。
だからもっと、みんなにブログ書いてほしい。
書いたらわたしに教えてくれ。読みにいくから。読んだよのいいね、押しに行くから。
わたしみたいに喋るのは苦手だけど、文章なら饒舌になるって人、きっとたくさんいると思うんだよね。
全部を全部、読みにいけないかもしれないけど、きっと自分を救ってくれることがあると思うから。みんなブログ書こ。
余談になるが、ブログと別に面白いなと感じているのが、Amazonの欲しい物リストだ。
敬愛しているブロガーさんがリストを公開していたのでいそいそと閲覧。登録されている商品は、生活必需品が中心になっていた。
「わざわざ買わないけど、プレゼントされたら嬉しいもの」とか
「めっちゃ欲しいけど、高価なもの」なんかを登録するもんだと思っていたけど、いくつあってもまぁ困らないよね的な商品をリスト化するのか、と感心。
人生においてその人が何を嗜好し、必需品と捉えているかがリストから伺え、思わず延々と見てしまった。
楽しそうだから、自分もリストを作りブログに設置しようかと思ったが、いやいかんぞと。クレクレ君になってはならぬ。ある程度ブログの記事数を重ねられたら、そうだね、100記事達成したら設置してみよう。
そんな妙な目標をたてておいて、今日のブログを終える。みんなは変な目標たてずに、ブログも欲しい物リストも、どんどん公開するといいよ。
楽しい楽しい休日に、新たな発見をしましたとさ
休日が終わりそうです。今週も楽しい休日を過ごしました。
最近色々と精神的に吹っ切れまして、落ち込んでも早めに立ち直れるようになってきました。些細な事象は流して、今を楽しむ!と、言葉で説明すればあっという間ですが、腑に落ちるまでは時間がかかりましたね。
その辺の話を直情的にブログにしたためたんですが、ちょっと時期をずらして公開したいと思ってます。あまりに生々しいというか、ウェットと言いますか。笑い話にできるくらいの時期に、思い出したように投稿すると思うんで、見てもらえると嬉しいです。
そう休日の話。今週も色々と活動して充実しきったんですが、その中で新たな発見が2つもありました。
まず1つ目。ぼーっとするって大事ってこと。
最近スマホやPCをいじりすぎて、頭や目が痛くなることがしばしば。
面白いゲームや漫画やブログがあるからいかんのや、と欲求最優先でいましたが、頭痛薬に頼りすぎるのはよくない。自慢できるくらいに視力も悪いので、今回の休日で久々にスマホ断食タイムを作成。布団に寝ころんで、右に左にごろごろと寝返りをうちながら、ぼんやりと考え事にふけりました。
ソード・ワールド2.5の自作シナリオ作りたいなぁ~。どうやってシナリオを1から作るんだろう~。物語内で使ってみたいギミックなにかなぁ。自分的に面白そうな事柄、箇条書きでいいからあげてみよ~~
とぐだぐだと考えていきます。生粋のメモ魔なので『あ、覚えておきたい』という事柄が浮かんだら、ちょっとだけスマホを開きメモアプリにメモ。書きとったらスマホを放り出し、またごろごろ。
これがまあ楽しくて止まらない。気づいたら1時間近く自作シナリオに考えを巡らせていました。
左向きの体制で考え続けた内容が、右向きに切り替えた途端真っ白にリセットされたりして。自分の脳内って興味深いなと思いました。
1番驚いたのは、ぼーっとすることにより、子供の頃のように創造性が刺激された点です。
絵を描いたり、小説を書いたり、所謂想像力を使う活動から久しく離れていた昨今。SNSやアプリからは手軽に他者の創作物を摂取でき、己が創作する必要性を感じなくなっていました。誰かが自分の理想以上の物を創り出しているんだから、わたしが不出来な物を提示することないじゃんって。
どこかそれは諦観に似ていました。大きく評価されることが全てだと、どこかで思い込んでいたせいですね。
しかし、ブログという表現活動を通じて、わずかながらでも「好き」を発信していたことが幸いでした。嗜好を形にすることに抵抗が薄れ、TRPGのシナリオ作ってみたい、ファンタジー世界が好き(幼少期に魔導物語に青春を捧げた結果が、今になって顕在化し始めたのです。恐ろしいですね)、という思念が結晶化して、妄想へと昇華されていったのです。
まあつまり、ぼーっとすると妄想がたぎるっつー話ですわ。
しかし妄想行為は、己の主義嗜好を許諾しなければあり得ないことです。わたしについて申すならば、非常に精神的に健全な行為であり、これからの生きる糧となりえるでしょう。
情報社会で自然とインプット過多になりがちな中、スマホを絶ち、身体を楽にして、静けさに精神を委ねることの大切さを学びました。みんな、リラックスしてぼーっと妄想しようね。脳が考えたがってることを、だらだら考えさせてあげよう。疲れてたら、泣いてもいいのよ。
新たな発見2つ目。疲れた疲れたって言ってたら、何にもできないぞ!ということ。
いやこれは現時点のわたしへの教訓なので、誰にも彼にも当てはまるってことではないです。本当に疲労困憊して精神的に圧迫感を感じていたり、義務感に押しつぶされそうな方は休んでね。休んでいいのよ。
休日を終え、楽しかったのにも関わらず、1日動くとやっぱり疲れてるのです。年齢を感じるようになってきました。
でもブログとかゲームとかまだやりたい!妄想もしたい!でも、身体はめちゃ疲れてて休みたいって訴えている!一人板挟み状態です。
今までは生理的欲求に忠実に、身体を横たえていました。しかし結局布団の上でスマホぽちぽちして、寝る時間は普段通りだったりして。意外とまだ動けるんです。
今日も身体的には疲れていました。しかしシャワーを浴びながら思いました。
30代でこんなに疲れるんだから、40代、50代、60代と年を重ねると、更に疲労感が増してくるだろう。「疲れたら、好きなこともせずにまず休む」という方程式が出来たら、いつまでたっても好きなことに手をつけないかもしれない。それは嫌だ。
「疲れても、とりあえず好きなことには手をつけてみる」
そのマインドは今のうちから育成しなくてはいけない。そう思って、今このブログを書いています。何だかんだ言って、やはり書くのは楽しいです。疲労感と楽しさが天秤にのって、何とかバランスを保っているような心地がします。
まあ、生理的欲求の声が大きい場合は従うんですけどね。
やる気を出す方法というのはなくて、やる気は行動し始めてから出てくる仕組みになっているようです。
どんなときも、わずかながらでも行動を起こすことで、よい方向に舵を切ることができる。生物本来の恒常性に敗北しがちなわたしにとって、最も心に留めておきたい考え方ですね。
というわけで休日の話でした。長くなった!
明日はお休みの延長戦なので、また明後日から仕事がんばるぞいと。
意識高そうな話してきたけど、みんな自分を傷つけないようにしつつ、また1週間楽しんでいこうね。
スシローが好きなので、おすすめのネタを語る
スシローが好きです。スシロー。
回転寿司業界の進化は目を見張るものがあるけれど、その中でもスシローが好きだ。
まず100円皿の種類が多い。
基本は順当に抑えているし、期間限定ネタでは大トロや鰻などのネタも100円になったりする。ネタも回転寿司にしては新鮮だと思う。
次に変わり種メニューが豊富。
ハンバーグや牛カルビなどの肉寿司系。アボカドロールなどのカリフォルニア系、バジルチーズなどのイタリアン系など、ジャンルも盛り沢山!
ハンバーグがキワモノメニューの時代はね、もう終わったよ。さらなる妙ちくりんなネタが日々登場していて、嬉しい。
サイドメニューも隙がない。
特筆すべきは揚げ物の美味さ。注文してから揚げてくれるのは嬉しい。さくっとからっと。スシローの揚げ物をつまみに、お酒を飲んでる人も少なくないんじゃなかろうか。
どん尻に控えしはデザート。
スシローカフェ部と称し、スシローをカフェ代わりにお使いくださいというPR活動も行っている。全体的に安くて美味いが、選択肢に困ったら、180円のカタラーナアイスブリュレ食べておけば問題ない。
期間限定コラボメニューの話になってしまうが、ギャル曽根コラボのパフェはめっちゃ美味かった。復刻求む。
まあとにかく安くて美味いから、みんなスシローに行って寿司充しよう。
ここからは、わたしが好きなスシローの寿司ネタを紹介していく。
生魚が苦手な方も、回転寿司を普段利用しない方も、足を運ぶきっかけになったら嬉しい。
〆真サバ・〆真サバ(ごまネギ)
スシローに行くと、開幕1皿目は大体この子たち。
酢の風味はそれ程強くなく、サバの上品ながらも肉々しい味わいが享受できる。
脂がのったネタに含まれるんだろうが、脂というより魚のコクが感じ取れる。控えめながらも甘美なコクだ。
ちなみに焼き鯖というネタもあるが、これは最早焼き魚だろうと思ってまだ食べていない。でもきっとこちらも美味いはずだ。光物繋がりで、限定で登場したりするアジも美味いので、双方ご賞味あれ。
活〆真鯛
期間限定で2貫100円で登場することがある、末恐ろしい一品。
幼少期に家族で山登りツアーに参加した際、ツアー客の女性がタッパーいっぱいに鯛とイカの刺身を持参。昼食時に「たくさん食べなさい」とわたしにも声をかけてくれた。イカ刺に露程の興味も持てなかったため、鯛ばかり食べまくったその瞬間から、鯛がめちゃ好きだ。100円で気軽に食べれるネタではないので、本当にありがたい話である。
淡泊ながらもしっかりした後味。舌に残る余韻も上品で、華麗だ。くどさがないので、1皿、2皿、と食べ続けていられるだろう。
鉄火巻
魚の脂が苦手イコール、トロが食べれないため、マグロといえば赤身ばかり食べている。スシローのマグロは食べ応えがあるので、ついつい頼んでしまう。噛むとねっとりとした身から、赤身の旨味を感じられる。
上まぐろの握りもいいが、わたしは鉄火巻き。ミニサイズの巻き物が4本のっているので、咀嚼する回数が増え単純に満足度が上がるというのが1つ。シャリとマグロと海苔の風味が好きというのが1つ。あと巻き物は手が汚れないので、手でつまんで食べるのがレジャー感があってよい。
たまにスジが入っていて噛み切れない子もいるが、それはご愛敬。
えびバジルチーズ
変わり種系。 ボイルした海老の身の上に、チーズとバジルソースをのせて表面を炙っている。バジルソースといっても「バジルマヨネーズ」風味なので、不思議とシャリと相性がよい。
まろやかなチーズとマヨ的な味わい、食欲をそそるバジルの香り、そして大らかに彼らを包み込む万能海鮮、エビ。ジャンキーでいたずらっ子な味はもっと評価されてよいと思うんだ。
かぼちゃの天ぷら
かぼ天の何がいいかって、やっぱり安さよ。100円でアツアツの揚げ物が食べれるって最&高。薄衣がサクサクとして触感もよいです。
かぼちゃの形は薄切りで、あっさりとした風味。元々、かぼちゃのべとっとした甘さが苦手だったのだが、スシローのかぼ天は食べやすくて、ついついラスト2皿辺りで頼んでしまう。
0円で注文できる天つゆに浸けるもよし、回転レーンで流れてくる塩をつけるもよし。わたしは両刀しながらも、結局塩派。
言うことなし!……だったのだが、ここ数か月でかぼ天の切り方が変わってしまいしゅんとしている。
以前はマラソンのスタート地点にあるようなアーチ型というか、綺麗な半円の虹というか、正式名称はわからないが、とにかくそんな形のかぼ天が4つ盛られて給仕されていた。
今現在は、半円の虹をさらに半分にしたかぼ天が、5つ盛られて給仕される。
実質量が減っ……いや、こんなご時世だし、コストカットには文句は言わない。でも、揚げ上がりの味は前のほうが上の気がするんだよなぁ。また今度食べてみないと。
それはそれとしても、100円でこの味は十分すぎると思うので、揚げ物が恋しくなったら頼んでみるべし。天つゆと塩を忘れるな。
かにカマ天にぎり
揚げ物系のネタ。からっと揚がったカニカマ天にマヨネーズをトッピングして、シャリの上にどん!これが2貫ついてくる。
1貫がそこそこ大きめで、外観よし。期間限定でジャンボカニカマ天にぎりってのが登場したこともある人気メニュー。
カニカマ天は外側はカリっと、中はふっくらして、カニカマのジューシーで優しい甘さが堪能できる。カニカマってあまり好んで食べてこなかったのだけれど、この握りで好きになりました。そのまま食べてもよいし、かぼ天同様、塩で食べるのもおススメ。
シャリとも相性は悪くないが、正直なところ毎回シャリをひっぺはがし、カニカマ天オンリーで食べている。揚げ物好きは食わず嫌いせず食べてみるべし。
えびアボカド
スシローの中で最も美味しいネタは、この方だと思います。えびアボカド。
こんなに美味いネタがあるのかと、ほんに感服してますのよ。
調べてみたら、スシローがえびアボカドの元祖なのだとか。それでか。
シャリの上から、ボイルエビ、アボカド、オニオンスライスと積み重ねていき、最後にマヨネーズをトッピング。
はしで持つと、もりっと盛られたオニオンスライスがボロボロ落ちるんだけど、それに構わず醤油につけ、一口で頬張る。途端に口の中に広がる、えび・アボカド・マヨの重厚なハーモニー。マイルドなのに濃厚なコクが、混然一体となって押し寄せてくる。オニスラのシャキシャキとした歯ごたえがよいアクセント。
最後にネタから落ちて醤油に浸ったオニスラを、ちょんちょんとはしでつまんで口の中へお片付け。これにもマヨが絡んでいて、醤油のしょっぱさと相まって美味しい。
えびアボカドのオニスラは、もりっと盛られているのに全然辛くないの。
アボカドは影の主役。食感がとろりとしてるから、咀嚼してるうちにその味わいだけ残して、姿を消していくの。
も~~~~~、何でこんなに美味しいのか訳がわからない。食べて。
いかがだっただろうか。
えびアボカドの美味しさを伝えたいと思い立ち記事を書き始めたが、存外長くなってしまって戸惑っている。
気になるメニューがあったらぜひスシローに行き、新たな味覚の扉を開いてみてほしい。
ありがとうスシロー、そしてこれからもよろしく。
青森市油川のイタリア料理店、Adessoさんにおじゃましました
青森市油川にあるイタリア料理店、Adessoさんにおじゃましました。
油川の通りにちょこんと建てられた、四角くシンプルな佇まいのお店。
入口の茶色の重厚な扉はちょっと重め。「開いてないのかな?」と一瞬勘違いするも、ぐっと力を込めるときちんと開きました。
開店直後におじゃましたので、店内は静かで穏やかな様子でした。調度品も気取らず、落ち着きのある空間。
この日は男性シェフと女性のウェイターさん(シェフの奥様?)とで営業されており、ウェイターさんが一番奥の席へ案内してくれました。
本日は、予約限定のシェフお任せランチコース ¥3500をいただく。
前菜2皿・パスタ・メインディッシュ・フォカッチャ・デザート・食後のお飲み物
という贅沢なラインナップ。
食前にグレープフルーツジュースを注文し、配膳を待つ。
いただいた食事をご紹介。
ヒラメのカルパッチョ
ヒラメの身は淡泊な中に、甘さと味わい深さを感じられる。ほのかな酸味のイタリアンソースが程よく相まって、食欲を引き出してくれました。
甘味というのは、自分の体温に近い温度のときに、最も甘く感じるんだそう。ヒラメの身が冷たすぎなかったのは、ヒラメ本来の甘味を引き出すためなのかもしれません。
とうもろこしの冷製スープ
とうもろこしは丁寧に漉してあるんだろうか。とろりとしたコクのある舌触りに、フルーツを思わせる、しかし優しげな甘味。トッピングされたとうもろこしの身はシャキシャキとした触感が楽しめ、スープの素晴らしいアクセントになっています。
サルシッチャのパスタ
残念ながら「サルシッチャ」という単語以外、料理名がよく聞き取れませんでした。唐辛子とトマトを使ったピリッとしたソースをショートパスタに絡め、上からチーズ。
パスタが横にくるりとカールしており、そこに絡んだソースが舌に嬉しい。小麦とトマトの素材感を堪能できます。
牛ミスジのステーキとフォカッチャ
焼き加減はレアの状態かしら。黄色いズッキーニ(らしき野菜)と、丸くスライスされた茹でジャガイモ(だと思う)を添えて。酸味がある謎のソースが華やか。
ミスジステーキを一口噛むと、肉汁があふれる。レアは肉汁が多くなる焼き方らしい。たまらないのが、この肉汁と酸味の効いたソースとが、咥内で素晴らしいグラデーションを作り上げるのです。どちらかが一方を圧倒するでもなく、やわやわと双方の良さが舌の上で溶けていく。
カルパッチョ同様、ミスジが熱すぎないので肉汁もほんのり甘く、いくらでもほおばっていたくなります。
ステーキと共にもっちりとした三角フォカッチャも出てきました。小さめにちぎってはソースに浸し、ぱくり。塩味が効いていて、これまた美味しい。
パンナコッタと桃のコンポートとアールグレイアイス
あっという間にデザートへ。連れはひと目見て「やけに茶色いデザートだね」との 感想。確かに。
パンナコッタはやや固め。スプーンを押し返す弾力が愛らしい。シンプルで優しい甘さ。コンポートとアイスの中継地点というか、どのデザートと一緒に食しても邪魔にならない影の主役。
桃が食べ頃になる季節、夏。コンポートはしっかり果実感が残っており、桃の蜜が口いっぱいに広がる。存在感があるお味です。
わたしの一番の気に入りが、アールグレイアイス。アールグレイの香り高い風味を殺さない、控えめな甘さ。さらりと舌の上で溶け、口腔に茶葉の余韻が残る。ウェイターさんに聞いてみたら自家製だそう。自家製で、こんなに美味しくできるんだ…。1スクープなんて殺生な。バケツいっぱいとは言わないから、ご飯茶碗山盛りくらいの量は欲しい。
食後にホットティーをいただき、コース終了。
1品1品の量は少なめなのだけれど、全体を通してみるとちょうど腹八分目に。よく考えられていらっしゃる。
素材の味と旨味がシンプルに伝わってくるお料理で、満足でした。
来店後にHPを拝見。
お店の説明にはこうありました。
青森市郊外にある小さなイタリア料理店。
その空間も一つの大切な素材。
お皿を通してお客様との温度を感じながら シンプルに食べられる美味しさをお伝えできればと願っています。
笑顔のあふれるシアワセなひと時を・・・。
まさに。
大切な方を連れて共に時間を過ごしたくなる、そんな居心地のよいお店でした。
ちなみにHPにはブログも掲載されております。
文章や写真の端々から、スタッフさんの人柄が伺えてほっこりします。
青森市油川にあるイタリア料理店Adessoさん、訪ねてみてくださいね。