歌配信が死ぬほど恥ずかしかった話
1月末にTwitchの配信スケジュールを出して、2月頭にひっそりと歌配信をした。
きっと楽しいだろう、楽しいに違いないと高をくくって挑んだ配信。
意外や意外、思った以上に心折れて帰ってきた。
もうボッキボキですわ。
何故なのか。考えられる理由は1つ。
人前で恥をかくのに耐えられなかった、に尽きる。
音を外したり、歌詞を間違ったり、心が落ち着かなかったりで本番を楽しめなかった。
練習を本番のように、本番を練習のように挑めばよかった。でも2つに差が出ないよう努力出来なかった。
「趣味レベルなんで、すいまっせ~~ん!!!」
と、楽天的になれたらよかったのだが、
「あぁ、全然上手く歌えん…つらい…つらい…悲しい…つらい…」
と、思考が負のループに入るわ、聴いている方に申し訳ないわでしんどかった。
わたしが思う「努力」とはプロレベルの作業量を指している。そんなもん、今になって出来るわきゃないのだ。時間がないのが1つ。プロ並みの熱量がないのも1つ。
そして配信中に恥ずかしい事実にも気づく。
「わたし、上手いって言われたくて、歌ってる!!!」
そう。
配信中、純粋に歌が楽しくて歌っていたのではない。承認欲求だ。
歌への気持ちを100%の割合で示すと、
内訳「楽しい」が20%、「褒めてほしい」が80%くらい。
どや、上手いやろ?????って歌い出して、途中で全然上手くないやんわたし!!と真実に触れてしまって心折れたのだ。情けなし。
その日は視聴者さんの力をお借りしながら、這う這うの体で1時間の配信をやり終えた。
一方、配信をしてわかった点もある。
音源と音声のバランスや、配信側のコメントの見え方。戸惑いやすい箇所、配信画面に付け加えたい要素など、改善点は山ほどある。
トライ&エラーを繰り返して人は成長していく。若かりし頃に挫折が少なかった分、今挫折を味わうのはやぶさかではない。
配信前はあまりにドキドキしすぎて、4時間前からPC前に待機。配信後はダメージが大きく甘味を大量摂取したのち、椅子から立ち上がれなくなるなどしたが、今こうしてブログに恥部を書き記せているのでいいではないか。経験、経験。
17日に配信すると啖呵を切ってしまったし、こうしてメンタルも回復してきたので2回目もやります。
が、もう少し自分が楽しめるよう工夫をしたい。
時間を短めにするとか、自分の声質に合わせた曲ではなくマイナーでも歌いたい曲を歌うとか、フル通しじゃなく1番だけ歌うとか、鼻歌にしちゃうとか。
わたしの性質上、すぐに
楽しむだけじゃダメなんじゃないか!?
もっとこれからの将来に繋がるような有意義な配信にしなきゃならんのでは!?
とか思考が暴走しそうになるけど、一旦ハードルを下げてみます。
何にせよ表現活動は継続に価値があると思うのです。
配信にしろ、ブログにしろ、マイペースで試行錯誤していくので、生ぬるく見守ってもらえれば幸いです。
最後に。
もう少しで、自分の芯となる価値観が言語化できそうで、ほんとに嬉しい。
とりあえず次の配信も頑張ります。