【SFCウルティマⅥプレイ日記4】ブリテインの町並み(前編)
ウルティマⅥ、プレイ日記その4である。
前回のプレイ日記はこちら。
引き続きゲームの攻略、ストーリーに容赦なく触れていく為、ネタバレ注意。
根本的に説明が異なる場合はご指摘ください。
さて今回から、城下町ブリテインを旅していく。
ブリテインの街並みは、ロードブリティッシュ城の南側に左右に伸びて広がっている。
酒場や武器店をはじめ、博物館や音楽学校なども建設されており、文化レベルの高さが伺える。
ただ、気を付けて欲しい点が1つある。街へ繰り出そうと城門を出ると、胡散臭い男がアババンたちに近づいてきて声をかけてくるのだ。どの世界にも、不審者はいる。
彼は、自称ロードブリティッシュ。話を聞くと
・今は物乞いのフリをしている
・チャクルス(城にいたピエロ)のことを知っているらしい
・ルーンは王座の下に透明にしてしまってある
・フィンというのは仮の名
・普段はブルーボアにおり、バーテンに変装している
とのこと。仲間に「彼の言うこと、信じてやしないよね」と声掛けされるので、おそらく与太話なのだろう。
彼は城門を出た広場付近でいつもうろうろしており、追っかけてきては金をせびってくるので無視するに限る。たぶん。重要人物じゃないことを祈ろう。
自称ロードブリティッシュはおいておき、素晴らしき城下町を探索がてら紹介していく。街並みは城の南側に左右に広がっていると述べたが、今回は左(西側)の町並みを見ていこう。
王立音楽学校
ロードブリティッシュが作ったという音楽学校。広いわりに人気はないが、3人の人物と会うことができる。
陽気なバード、ケネス
・妻と一緒に作曲と楽器の演奏を教えている
・妻の名はナン。クモについては触れるな
・やさしさのルーンはアリアナが持っている。彼女ほどルーンにふさわしい女の子はいない
神経質そうな若いバード、ナン
・リュートをひく
・リュートの中からクモが出てくる(???)
・イオロと知り合い。イオロが誕生日に手袋をくれた
やさしさのルーンの持ち主、アリアナ
・バードになる勉強をしている。ハープシコードを弾くのが1番好き
・3歳の頃から音楽の勉強をしている。バードになりたい。音楽が大好き
・やさしさのルーンは、持っていてと言われた大切なもの
・ルーンをアババンたちに渡していいかわからないから、パパとママに聞いてみて
・パパとママはブルーボアという酒場を開いている
アリアナは純粋で、音楽の情熱に満ちた可愛い少女のようだ。その年でルーンを託される徳の高さに驚くし、何故そんな重要な物を彼女に預けたのかロードブリティッシュへの疑問も浮かぶ。
ガーゴイルやガーゴイルの復活を企む狂信者らに、アリアナの命が狙われたりしないのだろうか。少々平和ボケがすぎる気がするが、ゲームの中にまで疑念を持つ程アババンの中身であるたけなみは薄汚れているのだろう。徳を高めねば。
博物館
音楽学校と同じ建物内に博物館がある。現代とものと比べると規模はそれ程大きくないが、ファンタジー色豊かな展示品が並べられている。
ロードブリティッシュ城の食堂で出会った、鳥好きのキティンが館長を務めている
鳥好きの、キティン
・鷹を以前飼っていた
・博物館に展示しているドラゴンのつばさは、ガータンがくれた。
・ドラゴンはフリータグという名前
・ガータンはコーブに住んでいる
仕事熱心な彼女の話はとても興味深い。
コーブといえば、ガーゴイルから神殿を守るため派遣された軍隊長ジョフリーが「コーブに行って、仲間たちから話を聞け」と言っていたはずだ。行ってやることが増えたな。
馬屋
柵に囲われ、中で馬が飼育されている。実は人畜無害な動物にも攻撃ができるが、徳が下がるのと、人道的に絶対間違っているのでやめようね。
馬小屋で馬の世話をしている、ウィルバー
・(喋る馬がいるという話をふると)いないと思うけど
・昔は馬を売っていたけど、今はちょっと…
話題にあがるということは、おそらくこの世界のどこかに喋る馬がいるんだろう。会いたいな。馬で移動できないのは残念である。
鍛冶屋
赤毛の男がひとり鍛冶屋を営んでいるようだ。
髪の毛ぼさぼさの落ち着かない男、ラファス
・蹄鉄を作っている
船大工
船を売っている。過去にプレイしたとき、何とかお金をかき集め船を買った覚えがある。勘違いでないことを祈ろう。
静かで優しそうな男、だんまりアーティー
・町で舟を作っている
・船の権利書とボートを売っている
鍛冶屋、馬屋、船大工と見てきたが、職人がその腕一本で生計を立てることができる時代なんだな。文化が発達していないとも言えるが、シンプルで素朴な生き方が許されるのはいいことだ。
次回はブリタニアの右(東)側の町並みを散策していこうと思う。
異国の文化や思想が伺えて、まるで自宅にいながら旅行をしているような気分になってよい。
情報量が膨大になり、前・中・後編に渡って紹介していくことになるが、時間を空けずに投稿したいと思う。
見てくださっている方がいたら、引き続きお付き合いください。
【有吉の壁】親戚乃家「Welcome to the 俺たちの夏」が良曲すぎてつらい
夏が終わりそうなのに、
お盆限定!親戚一同によるヒップホップユニット 「親戚乃家」による、
「Welcome to the 俺たちの夏」を延々と聞いている。
有吉の壁の企画「ブレイクアーティスト選手権」に登場し、スタジオに旋風を巻き起こしたこのグループ。
メンバーはかが家の加賀翔と賀屋壮也、空気階段の鈴木もぐらと水川かたまりの4人。
お盆に集まった親戚一同で、ほろ苦く、しかし熱い夏をラップで歌い上げている。
湘南乃風やHOME MADE 家族をもじったようなグループ名で、メロディはnobodyknows+のココロオドルを彷彿とさせる。まさにアゲアゲ(死語)なチューン。
音楽自体が耳なじみがよく、自然と体が縦ノリになる。平成にこんなヒップホップ曲、たくさん流行ったな。新しさと懐かしさが同居する良曲。
中でも特筆すべきはお笑い芸人4人によるラップ。
私自身ヒップホップやラップへの造詣は深くないが、4人ともいい。
先陣を切るのは空気階段・鈴木もぐら。
パチンコ・競馬とギャンブルに明け暮れる、夏のオジサンの傍らには安い第3のビール。中年の悲哀を軽快なリズムで畳みかけてくる。
番組視聴中、「ソロの歌い出しがもぐら!?」と度肝を抜かれたと同時に、歌の技術に不安を覚えたが、杞憂であった。
勢いがある韻踏みに安定したリズム感。クズ芸人鈴木もぐらという固定観念は、歌声の前に一瞬で吹き飛ぶ。このグループが所謂「一発屋」枠ではなく、「ブレイクアーティスト」枠で結成されたのだと確信した瞬間である。
続いてのソロは、かが家・加賀翔。
黒い制服に黒ぶち眼鏡という、典型的な学生スタイルで登場。
勉強は出来るけど、意中のあの子には手が届かない。脳内でデートの妄想を繰り広げるけど、夏祭りでは別の誰かと一緒にいるんだろう。そんな甘酸っぱい男の夏を歌う。
今年2021年3月に療養を終え、仕事復帰した加賀の歌声を聞くのは初めてだ。
以前放送された「ご本人登場選手権」でCreepy Nutsの物真似をしたときは、DJ松永として後ろで棒立ちしているだけだったのだから。
いかにも真面目そうな見た目に反して、加賀の歌声はクール&スタイリッシュ。4人の中で最もラッパー的な声で、艶のある響きをしていた。
次のソロ担当への溶接部、「あの子は誰かと夏祭りー↑↑」の音の上げっぷりが気持ちよい。
ここで改めて言おう。復帰おめでとう!!!おかえり!!!帰ってきてくれてありがとう!!!!!
続きまして、空気階段・水川かたまり。
今回は女役やイケメン担当ではなく、気苦労が多そうな細身眼鏡のサラリーマンに。
猛暑に負けずに仕事も頑張り、恵比寿横丁でのナンパにも奮闘するも失敗。恵比寿横丁でわびしく盃を傾ける様を懸命に歌い上げる。
「ブレイクアーティスト選手権」や「ブレイク芸人選手権」では、きつねに引っ張りまわされているかたまり。2.7次元アイドル「KOUGU維新」や、Perfumeをイメージした「ぷらもでる。」で、惰性で美形担当を務めていたが、この親戚乃家での立ち振る舞いは前のめりだ。曰く、
「だいだいブレイクアーティストはきつねさんに連れてこられて受動的なことやってたんですけど、能動的にやったらすごい楽しいです」
かたまりはこの歌を歌っているとき(番組でもYouTubeのPVでも)とにかく目が据わっているというか、表情に欠ける。が、赤い親戚タオルを振り回し、ラップに全身全霊を傾けている様は清々しかった。
ソロのトリをつとめるのはかが家・賀屋壮也
分かりやすく夏のチャラ男に扮する。ゆるいウェーブのかかったロングヘア(地毛だが)、青地にハイビスカス?の前が開いたアロハ、青く光を反射するサングラス。
わかりやすくダサいが、とにかく彼は夏の強者なのだ。モテるという三文字は、夏において何にも勝る栄光であり、実績なのだ。自己アピ甚だしい歌詞だが、真の強者には論理などいらぬ。(しかしこれでしっかり韻踏みされているのがよい)
以前の「ブレイクアーティスト選手権」でCreepy NutsのR-指定に扮した経験もあり、歌も身振り手振りも堂々たるパフォーマンス。声の響きもメロディに合っていて聞きやすい。
いつから賀屋はナルシストキャラが似合うようになったのか、わからない。
こうして語ってきたが、有吉の壁公式YouTubeチャンネルに歌があがっているので、そちらを見れば話は早い。ブログの最初に貼り付けたのがそれだ。
1人でも多くの人に聴いて欲しい。この歌の軽快さ、アッパーさ。そして知って欲しい。イケてない男たちの哀歌が夏という季節に溶けると、爽やかな人生賛歌になることを。芸人4人が出会ったことで産み落とされた淡き歌の結晶を。この男たちが全員親戚で、お盆に和室で膝を突き合わせて、大量の食事に舌鼓を打ちながら、夏の思い出を語り合っている様って微笑ましいじゃないかってことを。
何が結局言いたいというと、
いやぁーーーーーーーーーーーめっちゃ好きこの曲!!!
この曲を誕生させてくれた、有吉の壁スタッフさん、曲に携わる全ての皆さん(歌詞はかが家のどちらかなのかな?それすらもわからない。お礼の伝え先がわからない)に感謝を。本当にありがとうございます。
お願いですから1番だけじゃなく、フルバージョンをどうか…どうかお願いします…
KOUGU維新みたいにサブスクで配信待ってます…待ってます…待ってます……!!
みんな親戚乃家、聴いてね!!!
メロンオレと牛
昼食を買いに弁当屋へ行った際、待ち時間に明治オ・レ メロンをふと買ってしまった。
カフェオレ、いちごオレという有名所と共に、バナナオレ、メロンオレが冷蔵庫内に鎮座しており、メロンオレが残り1つだったのが目をひいた。
加えて、最近いただき物のメロンを食べる機会があった。
角度の緩やかな半月型にカットされたメロン。元々種があった箇所、つまり中心に近い部分がじゅくじゅくに熟れていて、やや形くずれしていた。
「スマート」という言葉こそ、メロンの見た目と味わいを形容すると思っていたので、見た目の妖艶さに驚く。
味わいも言うまでもなく、甘くて、ジューシーで、感嘆符が止まらないくらいの美味さ。おかげでメロンという果物のイメージが、ランキング圏外から、トップ5くらいへと急上昇していたのだ。
弁当を待ちながら、一足お先に買い求めたメロンオレを眺める。
明治オ・レのパッケージには、アンニュイな雰囲気でこちらをじっと見つめる牛が描かれていた。
彼が佇む場所は牧場だろう。牧草を踏みしめ、周りには高く細い木が生え、背景には細長くのびる山脈が連なる。
牧場で飼われている牛は、彼1頭だけではないはずだろう。何十、何百という牛の中で彼が飲料のパッケージに選ばれたのは、牧場主か取材班の何らかの思い入れがあったのか。仲間と別にされ、山々をバックにして写真を撮られる(写真を取ってこの絵が描かれたのだろう)彼の心情はいかほどだろう。
「お前のお乳は、メロンオレになるんだぞ」
と、牧場主に声をかけられたりするんだろうか。などととりとめもない妄想をする。
牛乳とメロンか…。
不思議な組み合わせだと思いつつメロンオレのパックを傾け、原材料欄に目を向ける。
「種類別名称:清涼飲料水」
「原材料名:砂糖(韓国製造、国内製造)、乳製品、デキストリン、食用油脂、濃縮メロン果汁、食塩/乳化剤、香料、着色料(カロチノイド)、甘味料(ステビア)」
………乳飲料じゃないのか君は…。
牛くん。君のお乳はメロン風味の清涼飲料水になっているよ。
牛乳じゃなくて、乳製品名義になっているよ。
世のままならなさを思い、遠い目になる。
パッケージの牛の表情も、もう一段階アンニュイさを増したようだ。
清涼飲料水を調べてみると。
清涼飲料水とは、乳酸菌飲料や乳製品を除く、アルコール1%未満の飲料のこと
清涼飲料水には、炭酸飲料や果実飲料、コーヒー飲料、茶系飲料、ミネラルウォーター類、豆乳飲料、野菜飲料、スポーツ飲料、乳性飲料などが含まれる
とあった。
いや、飲料に優劣などない。美味しければいい。心が満たされればよいのだ。きっとそうだ。
牛に深い感謝をしつつ、メロンオレは食後に楽しもう、と思うのであった。
【ネタバレ有】クトゥルフ神話TRPG「狂気山脈~邪神の山嶺~」を遊んだので、プレイログを残す
クトゥルフ神話TRPG「狂気山脈~邪神の山嶺~」を遊ばせてもらった。
非常ぅぅぅぅぅぅぅぅに楽しかったので、プレイログを残しておく。
「狂気山脈~邪神の山嶺~」山のよろずや ヤクの小屋は、まだら牛さんという方が制作された有名なシナリオで、何と現在アニメ映画化プロジェクトまで行われている。
シナリオの概要はこちら。
ニュージーランド航空の南極飛行観光旅客ジェット機が、謎の失踪を遂げた。
南極調査隊の必死の捜索の末、旅客機の無線信号が途絶えた座標の先には、未知の巨大な山脈が立ちはだかっていた。
前人未踏のその山脈は、最高高度が海抜一万メートルを越える、エベレストを超える新たなる世界最高峰であることが明らかになった。
誰が呼んだか、“狂気山脈” そのあまりに暴力的な山嶺に、今、無謀にも挑もうとするものがいる。
はたして、神々の頂の上で、登山家たちが出会うものとは――
H.P.ラヴクラフトの原典『狂気の山脈にて』の設定を下敷きに 登山家たる探索者たちが未踏の山脈“狂気山脈”に挑む クトゥルフ神話T(登山)RPGシナリオの新基軸。
エベレストより高い謎の山、狂気山脈の登頂を目指すという内容。
まだら牛さん自身も登山家であり、描写は非常に緻密で遊びごたえがある。何と無料配布されているので、クトゥルフ好きはもちろん、山好き、ホラー好きはぜひGMを見つけて遊んでみてほしい。
さて、ここからはプレイ感想。ネタバレありなので、未プレイの方はお気をつけください。
さてプレイ感想を綴っていく。
思い出深い出来事をまとめていこう。
メンバー紹介
さて、今回のメンバーはわたしを入れて3人。
探索者を順に紹介。
参加者1:Y氏(今回のプレイがクトゥルフ神話TRPG2回目)
ハンドアウト1B:下界に残した絆
ミッション:生還する
探索者名:岩木蒼太
34歳。付き合っている恋人がおり、この山から帰ったらプロポーズしようと思っている。フラグを立てまくっている。
参加者2:T氏(ボードゲーマー。狂気山脈というテーマに興味があり参加)
ハンドアウト2A:還らぬ友
ミッション:親友を見つけ出す
探索者名:ペーター・パーカー
28歳。親友チョニー・スタークを探しに来た。登山家は表の職業。例のスーツは登山バッグに詰め込んでいる。
参加者3:たけなみ(簡単なシナリオのGM経験はあるが、まだクトゥルフ初心者の域)
ハンドアウト3A:伝説の見届け人
探索者名:イモトアズミ
女性34歳。ジャーナリスト。岩木さんの偉業を記録に残すと意気込んでいる。
「登山 有名人」でググったらイモトアヤコさんが出てきたので、名字を拝借。眉毛は濃いがAPP15の超絶美人。
探索者作成
ダイスロールで能力値を決定。
「ロール1回じゃ不安だと思うんで、3回降って好きな数値選んでいいですよ」とGM。
全員嬉々として3回ロール。
たけなみの探索者・イモトはPOW9でSAN値45、幸運45に決定。
ロストまっしぐらかもしれぬと一抹の不安を覚えつつ、技能選びへ。
GMより、山登り関連の技能は95まで、それ以外の技能は80まで取っていいとのお達しあり。
イモトのロストを避けるため、登攀・跳躍・目星といった山登り技能を95で取りまくる。ナビゲートは他2人が取ってるから、50でいいかと軽視。
さらに、神話生物に襲われた場合に備え、忍び歩きや隠れるを強化。その横でT氏も「キャラ的に自分も必要なんで」と同様の技能を取得。
ここでGMは内心「こんな余計な技能ばっか取って、大丈夫かな…」心配していたのだとか。
登頂開始
登山隊の装備はキャラバンを選択し、犬ぞりに乗って標高4000mへ向かう。
標高3000mに達したとき、犬たちが吠え始め、足を止める。
イモト「目星95で犬たちを調べます。どうしたの?大丈夫?」
目星ロール。出目が99
イモト「は?????え??????」
GM「イモトは犬に噛まれました。耐久力1減らしてください」
序盤からメンバー全員に不穏な空気が。いや、イモトだけではない。全体的に出目が悪い。80以上の目しか出ないと焦り始める面々。
標高3000mから登山開始。
全員でダイスロールし天候を決めた後、DEX順でナビゲートを振りながら1000mずつ歩を勧めていく。
ぺーカー「まあ、余裕でしょ!」
ナビゲート50しかないぺーカー、もちろん失敗。
イモトもナビゲート50しか取っていないことが仇となり失敗。
NPCの医師・梓ちゃんはナビゲート80くらいあるはずなのに、ことごとく失敗。
NPCの御曹司・コージーは序盤は奇跡的な成功を見せていたが、中盤以降は役立たずに。
岩木さんとNPCのK2はベテランだけあって、成功率高し。安定感こそがチームの士気を高めてくれると身をもって理解する。
皆で謎の都市の蜃気楼を見たり、
ブロッケン現象の異常さに気付いたり、
イモトが落石を受けたり(目星95で難なく回避)、
K2だけが有毒ガスを受けたり、
梓ちゃんやコージーがホワイトアウトを起こしたりしながらも、前へ前へと進んで行った。
クレヴァスや雪崩など、大きなアクシデントが起きなかったのは、振り返ると幸いであった。
コージーイベント
ショゴス乗越を越え、漆黒のアクシデント・チャートを越え、ようやくたどり着いた標高7000mで過ごす夜。コージーの生死をかけたイベントが始まる。
聞き耳成功で、岩木とペーターが行動に気付く。その中でも岩木だけがコージーのあとについていく。
虹の谷にて第一登山隊を発見した岩木は、目星を試みるも失敗。
岩木はナビゲートこそ強いが、それ以外の技能は鈍めの可愛いベテランアルピニストなのだ。コージーが大声をあげて洞穴を走り去っていく。
一方その頃キャンプで待機中のペーター、聞き耳成功でコージーの大声に気付く。
コージーは洞窟を抜けたところで足を滑らせ滑落!
岩木とペーターが咄嗟にSTR対抗を試み、ダメージが軽減されるも4D6の大ダメージ。あわやお陀仏かといったそのとき、
GM「あ、耐久力が1残ってます!」
…よかったねぇコージー。
参加者全員「おおーーっ!」と、命を救えたことに安堵。
今回の卓はクトゥルフTRPG初心者ばかりだからか、NPC1人の命にも細心の注意を払ってプレイしていた。
コージーをキャンプに運び、梓ちゃんに治療してもらって何とか命を繋いだ。次の日、自称一流アルピニストは探索隊を辞退。バイバイコージー。君が第一次登山隊を軽視し、登頂中にホワイトアウトを何度も引き起こしたことは忘れないよ。
地獄の始まり
登頂再開。
高山病の危機にさらされ(全員無事回避)、
どじっこ梓ちゃんがホワイトアウトを引き起こし、
ショゴスの鳴き声を耳にしながらも(イモトが聞き耳初期値なのに成功し、SANチェック。テケリリテケリリ)
歩みは確実に前へと進んでいく。
辿り着いたはブラックアイスフォール。
しかしここも、登攀95のイモトと登攀90の岩木が、クライマーとビレイヤーを交互に担当し、難なくクリア。
そして死の領域、人類生存限界であるデスゾーン、標高8000mへ。
ここから天候決定ロールに-30%のペナルティが。
幸運が低い探索者3人にとって、まさに地獄の始まりである。
漆黒のナビゲートを試みつつ標高9000mへ。
頼れるナビゲートリーダーK2も、重度の高山病によりここで脱落。医師としての使命を全うするため梓ちゃんもチームから抜けた。いよいよ我々の3人だけの戦いになる。ここまで5人でやってきたから(コージー?知らない子ですね)心細い!!
友の残した手記
ここでペーターの親友、チョニーに再会。チョニー!!
手記を読み終わったところで
「友も引き返してくれと言っていることだし、じゃあ帰ろうか!」というペーター。
「大切な恋人がいるし、これ以上行く理由がないなぁ」と急に弱気になる岩木。
「キミたちは、探索者なんだよ!?」と必死で説得するイモト、いや、たけなみ。
探索者というのはね「未知の物事を探索し、立ち向かう」ことがキャラ作成における前提条件なんだよ??
GMとたけなみの説得の末、登頂は継続することに。ここまで来て登頂しないなんてないからね!!
大黒壁登攀
GMより、この大黒壁こそが死亡事故多発地点だという事前情報をいただく。
クライマー・ビレイヤーに加え、ナビゲーターが加わるクライミングロール。さらにロールが失敗すると、どれだけダメージをくらうか、懇切丁寧に図表で説明してもらい、震えあがる一同。
メンバーは3人なので、4ピックすれば頂上へ到達する。
他2人に比べ技能値がやや低いペーターがビレイヤーを担当。岩木とイモトが交互にナビゲーターとクライマーを務めることに。
最初の2ピックは、緊張を伴ったが無事成功。慎重にいこうと、ここで一旦ビバーク。
デスゾーンペナルティによる「ビバークごとに耐久力-1D3」はそれ程辛くはなかった。装備が未だキャラバンのため、都度回復するし、さらに応急手当に成功すると2D3回復する。
順調に耐久力も満タンレベルに回復し、いざ3ピック目といきたいところだ
が
………………全っっっっっ然天候がよくならないよ!!!!!
天候決定ロールに-30%ペナルティで、イモトは技能値が15まで下がっている。
他2人もここで出目の悪さに拍車がかかる。辛い。
そして、大黒壁のど真ん中でビバークして、1週間経過。
ついにそのときが。
クリティカルが続き、見事天候、快晴!!
外へ飛び出し、3ピック……4ピック…………成功!!!
我々はようやく大黒壁を攻略し、狂気山脈の頂へと到達したのである。
神々の頂にて
GMが「喜びのロールをどうぞ!」と言ってくれ、世界初登頂に浮かれる3人。
写真術で岩木さんの写真を撮りまくるイモト。
忍び歩きや変装でダイスを振るぺーカー。
そして何故か、変装でクリティカル1!
「スーツに着替えなくていいんですか?」というGMのアドバイスもあり、
ぺーカーは凍傷になることもなく、標高10363m一瞬で例のスーツに早着替え。
「あのヒーローが世界の頂に!?」と、再び写真を撮りまくるイモト。
そして無線を使い、登頂の喜びをK2と梓ちゃんに伝える。コージー…?誰だっけ…??
喜びに包まれたのも束の間、
「では、ここからクトゥルフ神話TRPGスタートです♪」
GMの非情なアナウンスが響き渡るのであった。
カエラズノケン
狂気山脈が目覚めたことにより、脱出イベントスタート。
断崖部・稜線中腹・山頂部と順調に調査していく。
一巡後、改めて断崖部へ向かう。
ショゴスがいると知りつつも断崖より眼下を見下ろす岩木さん。もちろんがっつりショゴスと目が合う。温情などあるはずもなくSANチェックへ。
「1出したらいいんですよ!」
という声が岩木さんの背中を押す。運命のダイスロール。
コロコロ……………19
「「「うわーーーーーーーーーーー!!!」」」
ついにクトゥルフが始まったぞ!と焦りと興奮でお祭り騒ぎの一同。
アイデアロールは奇跡的に失敗し、一時的狂気は回避。
しかし不定の狂気で「激しい恐怖症(逃げ出すことはできるが、恐怖の対象はどこへ行っても見える」を得る岩木さん。
ショゴスがどこに行っても見えるようになってしまった。
「速く移動しましょう!」と叫ぶ岩木さんを引き連れ、調査続行。
洞(うろ)の中にて
稜線中腹の調査を進める中で、謎の人工物を発見。
「これは何だと思いますか?アイデア振る前に、リアルアイデアどうぞ」
とGMに問われる。
「これもしかして、オーストラリア?だかの(正しくはニュージーランド)の旅客機が墜落したやつじゃない?」
とイモトのリアルアイデア炸裂。
人工物の中でパラシュートを3つ発見。
「他に洞穴内に気になるところないですか」とGMに尋ねると、ケイビングが出来そうだと回答有。また、既にペーターとイモトはこの洞穴が狂気山脈の消化管であることを理解しているため(岩木さんは相変わらず鈍いので気づいていない。可愛い。)、山脈が生き物だとするなら排泄口もあるのではないか、という示唆をもらう。
と、ここでペーター。
「覚えてる?第一次登山隊のこと。あそこの洞穴とここ、繋がってるんじゃないかって思うんですよ」
何と、序盤の虹の谷の洞穴と、山脈の洞が一続きであることを見抜く!!名推理!
「排泄口…洞"ケツ"だけに…www」
………………これを口にしたのはぺーカーか、イモトか、岩木か…。みんな疲れていたのかもしれないね!
クライマックス
パラシュート脱出を捨て、ケイビングで脱出開始。ようやくここで装備を投げ捨て、ライト&ファストへ切り替え。
ケイビングで脱出するためには、3人全員でナビゲートを振り、3回連続成功しなければならない。
通常なら-30%のペナルティがあるが、洞が虹の谷と繋がっている事実に気付いたため、ペナルティは-10%(か20%)に減少。
ナビゲート1回につき1人でも成功すればOKだが、失敗するごとに消化液で耐久力を削られる。
ヒヤヒヤしつつも3人でえいっ!と挑戦。
何と岩木さん1人だけが3回連続成功!
ナビゲート50のペーターとイモトはペナルティ修正の前に屈し、成功0回!
ありがとう!!!岩木さん!!!
洞の出口が近づいてきたところで、ショゴスが追っかけてくる。
DEX×5ロールに成功し一目散に逃げだすイモト。
ロールに失敗するも既にショゴスと顔見知りの岩木さんは無事。
お初にお目にかかりますのペーター。
最後の最後に-16のSAN値減少を叩き出して不定の狂気&一時的狂気をくらう。
不定の狂気は幻覚。
そして一時的狂気は「気絶あるいは金切り声の発作」
気絶したらペーターが死ぬ…、と思ったそのとき
GM「(狂気の内容は)選ばせてあげますよ♪」
優しいGM~~~~~~~!!!
そして………
ケイビングを終え、虹の谷を過ぎ、K2と梓ちゃんに合流。
こうして第二次登山隊一行は、無事に狂気山脈を下山することとなった。
無事、3人とも!!!!
登頂&生還成功ーーーー!!!!
嬉しいーーーーーーー!!!!
誰か1人はロストすると思ってたから、3人で生還できたのが本当に嬉しい!
NPCも全員救うことができ、非常に人道的な卓になりましたね!
総括感想。
面白いリプレイ動画もたくさんあがっている中、ネタバレを見ずに挑戦出来てよかった。登山の喜びと苦しみ、仲間の生と死、そしてもちろんクトゥルフらしいホラー要素まで網羅された、緻密で遊び心のあるシナリオだった。
改めて、この長時間の卓をまわしてくれたGMのH氏に格別の感謝を。
生還エンドを迎えたため、ifルートのシナリオ&公式続編シナリオも遊ぶことを約束し、クトゥルフ神話TRPG「狂気山脈~邪神の山嶺~」は幕を閉じた。
リプレイ動画見よう!!!
嫌われる勇気を再読しました
嫌われる勇気を何年かぶりに読み返した。
前に読んだのは大学時代だろうか、劇団時代だろうか。当時流行っていたため、書店で自ら求め、読んだ1冊だったように思う。調べてみたら2013年発行だった。今から8年前なので、じゃあ劇団時代だな。
劇団時代といえば精神的に最も混沌としていた時分である。本の内容もほとんで覚えていないし、「言ってることはわかるようなわからんような。結局どうすればいいんじゃい」と感じて、結局手放した1冊だったはずだ。
1度お別れした本と再会した理由は極めて単純。旦那が所持していたのだ。旦那自身は購入しただけで、中に目を通してはいないという。そんなことあるんだ。まぁ、あるか。空き時間にスマホの充電を節約するため何の気なしに読み始めたが、意外と面白くて、読み返し読み返ししながら読破した。
内容をすっかり忘れていたため新鮮に読めたというのもあるが、劇団時代のカオスな心身を経て、30代を迎えた今だからこそ納得できるという箇所がいくつかあった。
まず「他者の課題と自身の課題とを分離する」と語られている点。
自らの生について、あなたにできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」、それだけです。一方で、その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。
まずは「これは誰の課題なのか?」を考えましょう。そして課題の分離をしましょう。どこまでが自分の課題で、どこからが他者の課題なのか、冷製に線引きするのです。
そして他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない。これは具体的で、なおかつ対人関係の悩みを一遍させる可能性を秘めた、アドラー心理学ならではの画期的な視点になります。
そして「今ここに集中する」という箇所。今現在のわたし自身の人生の指針と通ずるところがあり、共感できた。
われわれはもっと「いま、ここ」だけを真剣に生きるべきなのです。過去が見えるような気がしたり、未来が予測できるような気がしてしまうのは、あなたが「いま、ここ」を真剣に生きておらず、うすらぼんやりとした光の中に生きている証です。
人生は連続する刹那であり、過去も未来も存在しません。
この2点すら劇団時代のわたしに響かなかったのは何故だろう、と思い返す。
恐らくあまりにも意志薄弱で、自信がなかったのが1つ。もう1つは想像力の欠如。文脈を自身の経験とすり合わせることが出来なかったのだろう。
当時のわたしは「わかりやすい指針」に飢えていた。
この人に従っていたら大丈夫。
この人と一緒にいたら何とかなる。
言われたことを熱心に行っていれば、必ず道は開ける。
己を寄りかからせてくれる、安直な大樹さえ見つけたら、わたしはもっと幸せになれる。こんなに苦しいのは自分が大樹の言うことを聞かず、頑張りが足りないからだ。
当時は本気でそう思っていた。
誰かを妄信しすぎて怖い、と仲間から言われたこともある。
人生最大の金銭的失敗も同じ理由が発端だ。どれくらい失敗したかは言わないでおくけど。苦笑いしか出ないから。
まあそんなわけで、「嫌われる勇気」は当時のわたしにとって、「寄りかかれる大樹」となりえなかったから、記憶に残っていないのだろう。
時間軸を今に戻す。
上記2点以外でも興味深い点はいくつもあったが、理解が追い付かない箇所も多い。「共同体感覚」は腑に落ちていない。我が人生は自己受容の段階で、他者貢献のレベルにまでは到達していないのかもしれぬ。
あーだこーだと考えて生活しているうちに脳内が混乱してきて、「今自分が感じている事柄は、アドラー的に正しいのか、正しくないのか」「教え的に正しい事を考えたい」とか考え始めてしまった。
いかんいかん。この混乱っぷりは大樹への妄信に似ているぞと。落ち着け落ち着けと思い直し、「嫌われる勇気」について語られた別のブログを拝読。心の針を+にも-にも振れない状態に戻してみた。
この記事ではトラウマについて触れ、アドラー心理学は人を選ぶと指摘している。
トラウマについて、わたしなんぞは語る口を持たないが、「嫌われる勇気」の教えが、唯一無二の正解ではないということはようやく腑に落ちた。混乱状態脱出。
1つでも2つでも、自らの生活に役立ちそうな事柄を持ち帰り、日々実践すればよいか。全てにおいて正解を出してくれる人も、本も存在しない。自分の体に効きそうな薬を選ぶのは結局自分なのだな、と理解。
ちなみに、上記ブログで知った渡辺和子さんの著書「置かれた場所で咲きなさい」をTSUTAYA BOOK STOREで衝動買いしてしまった。
立ち読みで泣きそうになったので、「ウツぬけ」同様、心身が追い込まれた時に効く良薬になりそうである。これからゆっくり読んで行こうと思う。
にしても、本は時間をおいて再読すると、新たな発見があるのでよい。「嫌われる勇気」も時間をおけば熟成されて、感じ方が変わるかもしれない。共同体感覚も急に理解できる日が来るのかも。また読もう。
いちアメトーークファンが雨上がり決死隊解散について思うこと
ABEMAで放送された「アメトーーク特別編 雨上がり決死隊 解散報告会」の見逃し配信がいつの間にか期限切れで視聴出来なくなっていた。YouTube動画も同じく。悲しい。
以前こんな記事を書いた。
記事を書いた当時、スタッフさんが2人のためにこの場をわざわざお膳立てしてくれたと思い、宮迫さんよかったねー!蛍原さんよかったねー!と、動画視聴が楽しみであった。解散報告会とはいえアメトーークなのだから、きっと前向きな気持ちで2人を送り出せるのだろうと、いちファンとして期待していた。
明くる日の朝。YouTubeで冒頭20分程を視聴したのだが、もう…何だろう…、内容が言葉にならない渋さで。眉間に皺が寄りまくっていたと思う。
最後までしっかり見届けようと思っていたが時間は待ってくれず、動画は削除されてしまった。
残念だなと思ってニュースやまとめを見ていたら、こんな記事を発見。
この記事のおかげで、アメトーークの継続が決まったことを知った。それはよかった。
自分はこのアメトーークという場が好きだ。身体を張る系の有吉の壁とは異なってトーク特化ではあるが、様々な芸人が「らしさ」を発揮して輝くことができる。そして、「熱く語れる共通の何か」を通じて、芸人同士が助け合いながらパス回しをしていく様子が、まるで青春ドラマを見ているように眩しく、軽快で、微笑ましい。
微笑ましさについて。大の大人達がわちゃわちゃしている様子を眺めるのが楽しいと思い始めたのは、いつ頃からだろう。アメトーークでもトークが面白いのは大前提としても、メンバー同士の空気感が温かいほうが安心して見ていれるがする。以前記事にした「高校野球大好き芸人」も、メンバーの個性や年齢はバラバラだが、共通の趣味があるし、蛍原さん・ザキヤマさん・大悟さんなど、パス回しが上手く、人懐こいメンバーが揃っていたので見やすかったというのがある。
昔に比べ、コンビ内外で仲良しの芸人の露出が増えたのは、「微笑ましさ」を求める声が大きいというのも1つあるんじゃないか。すゑひろがりずのYouTubeなどはまさに微笑ましさの最たる例に思える。
「微笑ましさ」について滔々と語ったが、もちろんお笑い番組においては「笑える」というのが最も素晴らしいことだと思う。
トークで人を笑わせるって何てすごいんだろう。ぼくにはとてもできない。(魔法陣グルグルの台詞がわかる方は同世代です。ありがとうございます)面白エピソードや、言葉の間合い、ジェスチャー、表情、ギャグ、物真似。あらゆる芸で場を盛り上げる。
感染者数や非常事態宣言のニュースが飛び交う中、不安は不安として受け止めつつも笑いに昇華してくれる芸人の姿、そして笑いそのものに心癒されることが多々あった。
だからこそ、番組継続が嬉しい。
しかしだからこそ…、解散報告会での宮迫さんの立ち振る舞いは、今のアメトーークにはそぐわないような気がした。
冒頭20分しか見ていないので、大きな声で感想を述べることはできないが、そのわずかな時間でも蛍原さんと宮迫さんの間に、わずかな、しかし深い溝が出来ているのが見てとれた。
明るく元気に、時には体を張ってアメトーークを守っていた蛍原さんに、あんな顔をさせてほしくなかったなと思う。
蛍原さんやゲストの芸人さんたちとの会話もどこかちぐはぐとしていて。笑いの影に隠された真剣さや敬意が、宮迫さんにはイマイチ届いていないように見えた。つまり、全然笑えなかった。ひどく眉間に皺が寄った。東野さんやケンコバさんたちが笑いを投入してくれなかったら、相当しんどかった。FUJIWARAと出川さんは、この報告会の良心。いてくれてよかった。
まとめを見ると、YouTubeの開始時期など、仕事への認識のずれが大きくなっていたため解散とある。この距離感が適切なのだと2人が判断したのなら、いちファンはこれ以上言うことはない。蛍原さんが出演するアメトーークはこれからも応援していくし、宮迫さんは、うーん。YouTubeチャンネルを拝見していないんだよな。しかし、今までのアメトーークを支えてくださった功労者であるのは間違いないので、アンチにならないよう距離を置きつつ応援していきたい。
ありがとう蛍原さん、宮迫さん。コンビとしての活動、本当にお疲れ様でした。これからも笑えて、ときに微笑ましいアメトーークを、楽しみにしています。
Steamでパラダイスキラー日本語版がリリース開始。待ってたよ!!
皆さん朗報です。
次に旦那と遊ぶゲームが決まりました。
その名も
パラダイスキラー!!!
本日2021年8月21日よりPARADISE KILLERのアジア版、つまり
簡体字中国語版、繁体字中国語版と同時に、日本語版が発売開始されたのだ。
いやあ待ってましたよ。
前回のSteamサマーセールで、旦那とゲームを物色していたときに発見したのが、このパラダイスキラー。何と異色の”オープンワールド”アドベンチャーゲームだという。
現実離れした島、パラダイス島で起こった殺人事件を解決するため、捜査オタクのレディ・ラブ・ダイが亡命先から呼び出されるというストーリー。オープンワールドを探索し、証拠を集め、容疑者を尋問。裁判で有罪を立証できたら勝利できる。
一風変わっている点はまだある。
このゲームは容疑者を裁判にかけるため”告発”ができるのだが、告発できるのは1人ではない。複数存在する容疑者から、自身で告発対象を選ぶことができるという。
何それ、めっちゃ面白そう。
逆転裁判風のアドベンチャー推理ゲームっぽくて、それだけでワクワクするのに、オープンワールドとマルチエンディングの要素が複雑に絡み合ってくるなんて。(マルチエンディングだよね…?たぶん)
さっそく旦那と話し合い購入。日中は仕事なので、夜か明日以降にゆっくり堪能しようと思う。
極彩色な画面や、オープンワールドといったシステム以外にも目を引いた部分がある。それがSteamパラダイスキラー紹介画面のTOPにある動画だ。
英語音声なので、詳細はふんわりとしかわからないが、主人公レディ・ラブ・ダイと、SHINJIという名の、両手にモザイクがかかったサイケな色の宇宙人が会話をしている。
SHINJI曰く
Some 9/10s! Can you believe it?
A game starring me got a 9/10!
翻訳サイトDeepLを使って読み解いてみると
「9/10だって!信じられるかい?
わたしの出演しているゲームが9/10を獲得したんだ!」
どうやらパラダイスキラーの評価がとんでもなく良く、様々なレビューサイトで高得点を叩き出しているというのだ。
評価が低くとも後に伝説となった作品もあるが、やはり現段階で評価が高いゲームを遊んでみたいのが人情というもの。
映像内にあったレビューサイトのコメントと評価点を、DeepL翻訳と共にまとめてみる。(DeepLで翻訳したあと、表現に手を加えています。精緻さには期待せずにご覧ください)
"UTTERLY UNIQUE, STRANGE, AND BRILLIANT"
GAMESPOT 9/10全くもってユニークで、奇妙で、素晴らしい
"FRIENDS, I HAVE MET PARADISE KILLER, AND IT IS GOOD"
ROCK PAPER SHOTGUN友よ、私はパラダイス・キラーに会った、そしてそれは幸福なことだ
"A BREATH OF FRESH AIR"
SCREEN RANT 4.5/5新たな息吹をもたらしてくれる
"A NEW STANDARD FOR THE DETECTIVE GENRE"
PC GAMER 91/100探偵ものの新しいスタンダードだ
"ONE OF THE MOST ENJOYABLE GAMES OF 2020"
WINDOWS CENTRAL 5/52020年における最も楽しいゲームの1つ
"HARD NOT TO LOVE"
GAMESPEW愛さずにはいられない
"EXCEPTIONALLY ENJOYABLE"
PC INVASION 9/10並外れて楽しい
"DESERVES TO BE AS CONFIDENT AS IT FEELS"
FANBYTE感じた通りの確信を持つことができる
その他レビューサイトの評価点をまとめて。
8.5/10
DESTRUCTOID4.5/5
BLOODY DISGUSTING9/10
GOD IS A GEEK
ここまで高得点を連ねられたら興味を持たずにはいられない。いられないってばよ。
2020年の最高峰のゲーム(言いすぎか)を2021年半ばでようやく遊べるというのは、言語の壁を痛感する。こんなとき英語がもっと流暢に使えたらなと思ったりするが、ひとまずそんな些細な問題は後回し。
待ちに待った日本語版パラダイスキラー、明日以降存分に楽しんでいきたい。