書きたい分だけ書くブログ

冗長な戯言(たわごと)をつらつらと

何のために英語を学ぶのか考えてみる

英語学習について、今思う点を備忘録としてまとめておく。

 

わたしは英語をひっそりと勉強している。だが英語を何故学びたいのか、その辺りがずっとぼやけている。学びたいという欲求はどこからか湧いてくるので、モチベーションが落ちない程度に英語に触れているが、やはり目的が欲しい。自分なりのゴールが欲しい。わたしこのために学んでますと己の内で言語化できたほうが、学習仲間を作りやすいし、情報を集めやすい。ひいては目的達成・欲求の充足に近づくのではないか。

TOEIC900点突破とか、英検〇級取得は非常にわかりやすい目的だ。だが英検2級取得後、やる気が皆無になった経験があるのと、「取得して結局何がしたいの?」と疑問が頭から離れない。「【合格】自体が目的です!」と言えるならいいだろう。TOEICが楽しくて何度も受験している方もいると聞く。しかし自分はそうではない。もう少し本音で学習意欲と向き合わねば。

 

ここから本音を連ねる。

わたしはブログを英語で書きたいか。否。日本語でいい。いや、日本語がいい。母国語は気安いし美しい。お喋りが苦手な分、文章だけでももっと日本語が使いこなせたらと思う。それに母国語のほうが自由に感情を表現できる。全世界の不特定多数に気持ちを届けたいんじゃなくて、思考内容を的確な言葉で表現したい。おそらく自分自身の精神安定のために。だからブログは日本語がいい。

翻訳業を生業にしたいか。たとえば英語版しかないゲームがあるとする。原語の持つ意図や表現をくみ取り、誰かへ作品を届けたいか。否。自分が遊ぶだけならネット上に便利な翻訳サイトがある。そもそも、作品のよさを余すところなく抽出したい、リスクを負ってまで誰かに届けたいという情熱が薄い。書いていて悲しいが、頒布する点を思うと責任が発生するし、ハードルの高さを感じる。

海外の友達を作って会話したいか。近くにいる友人を疎かにして、あえて新たな支流を開拓したいとは今は思わない。それよりもっと身近な方々を知りたい。様々な考えに触れるのは好きだが、勉強のため!世界を広げるため!だけで友を作るのはあまり好きではない。


じゃあ何ならやりたいのか。モチベーションを保つにはハードルの低さが重要だ。壁を低く低くして考えていく。

逆に翻訳サイトを使っていいなら、英語版しかないゲームに触れたい。アナログゲームデジタルゲームも、TRPGのシステム、シナリオもそうだ。日本語対応していない世界に触れれるのは刺激的だ。新しい単語を知るたびに、世界の解像度が上がっていく気がして嬉しい。それで身近な人たちがちょっと喜んでくれるならさらに嬉しい。

今世界で何が起きているのか、リアルタイムのニュース、反応を知りたい。同じ報道内容を海外ではどう報じられるのか、どう感じるのか、声じゃなく文章で知りたい。英語ツイートなどをスラスラ読み解けたらいいなと思う。

旅行に関する情報、現地のレストランのメニューや、移動手段、観光地など、現地にしか落ちてない情報を見聞きしたい。食いしん坊なので、特にグルメ系は心が惹かれる。

まあリスニングも出来たら便利だ。憧れるハリウッド俳優の動画や映画を吹き替えなしで楽しめる。映画を見たり、いざ海外に放り出されたり、日本で英語で対話する機会があると、リスニングとスピーキングやっておけばよかったなと後悔が多い。とはいえ、優先順位はそれほど高く感じないのが正直なところ。スピーキングに関しては己の中でハードルを高く設定しすぎている気がするが、上手いハードルの下げ方がよくわからない。

 

こうして本音を連ねていると、文字情報と向き合いたいんだなとわかる。レスポンスも自分の速度でできるし、何より「単語や文法を理解しているか否か」というシンプルな基準と、翻訳サイトの後押しが、学びのハードルを下げてくれている。

学習意欲の向けどころは「文章をスピード感を持って読めるようになる」「簡単な意訳が出来るようになる」辺り。取り急ぎ、ウクライナとロシアの戦争に際して、war crime(戦争犯罪)について連投ツイートしてくれてる方がいるので、単語を学びつつ全部読み切ってみたいと考えている。

リスニング・スピーキングはまずハードルを恐ろしく下げて、何かしらを今後検討する。楽しいなと感じることしか続かないので、ちょっとチャレンジしたこともべた褒めしたい。

 

備忘録としてずらずら連ねた。いうて、人に自慢できるほどの勉強量ではないが、継続が変化を生むのか、期待せずに眺めていこうと思う。